セッションの内容
セッションでは、本質的な癒しと変容をもたらす「心理カウンセリング・セラピー」を軸として、
「エネルギーワーク」「ヒーリング」「身体・自律神経系へのアプローチ」など、
その方の状態に最適な方法を組み合わせてご提供しています。
対症療法ではない本質的な癒しと変容のために、いったい何が本当に必要で大切なことなのか…。
私が考えるのは、以下の「3つの柱」です。
【柱その1】潜在意識(無意識の領域)にある抑圧した思いや感情を癒すこと
【柱その2】自分の内側に、安心・安全や労りの感覚を育んでいくこと
【柱その3】普遍的な心の仕組み、「投影」と「自我(エゴ)」について体験的に理解すること。
▼詳しくは以下の記事をご覧ください。
深い自己否定は、
「心」よりもまずは「身体」?
●深い自己否定や生きづらさを抱えている方
●「自分を愛すること」や「自分を大切にすること」が難しいと感じている方
●ネガティブ・ナルシズムかもしれないと思う方
●強い不安感や恐れを感じている方
●「癒しやスピリチュアル、自己啓発に取り組んで来たが、あまり楽にならない…」と感じている方
こうした方々へ、「心」よりも、まずは「身体」へのアプローチをお勧めしますというお話です。
大きな反響をいただきました。
特に愛着障害やアダルトチルドレンと言われる方は、
「自分を愛する」とか「自分を大切にする」ための、その基盤になるものが無い…そんな状態です。
実はこれは、「心」よりも「身体(自律神経)の状態」に負うところも大きいのです。
以下のブログに詳しく書いていますので、ぜひご覧になってみてください↓↓
セッションをお勧めできる方
当方のセッションは、クライアント様ご本人が、ご自身の心や状態と向き合うことにより癒しや変容が起こることをサポートするものです。
「セラピストがどうにかする・癒す」という性質のものではございません。
変容の鍵は、あくまでもご本人がお持ちです。
「セッションを受けさえすれば楽になる」「セラピストに癒してもらいたい」とお考えの方には、当方のセッションはご期待に沿えないかと思います。
ご自分の心に向き合う意思をお持ちの方、心の状態や変化を受け止めることに責任をお持ちいただける方へお勧めいたします。
セッションの主な内容
心理カウンセリング・セラピー
苦しみや悩みの「真の原因」、その多くが無意識の領域(潜在意識)にあります。
カウンセリングでは、一般的な傾聴や型に嵌まった「分析」ではなく、ご本人の潜在意識にある「真の原因」を引き出して行きます。
なお、近年では、話を聞いてもらうだけのカウンセリングはほとんど効果が見られないということが明らかになって来ています。
癒しや変容のためには、冷凍保存のように身体に滞っている感情エネルギーの解放や、自律神経系の調整や安定を促すような、ソマティック(身体志向)なアプローチが有効だと言われています。
セッションでは、心の深層の「真の原因」に対して、感情や身体・神経系に働きかける心理セラピーを用いて変化・変容させて行きます。
使用する心理セラピーの例
- ソマティック・コンパッション・セラピー(オリジナル)
- EFT(Emotional Freedom Technique) 感情解放テクニック
- マトリックス・リインプリンティング(Matrix Reimprinting)
- RFT(Resistant Freedom Therapy®)
- パーツ心理学に基づいたアプローチ
- フォーカシング など
エネルギーワーク・ヒーリング
目に見えるもの、見えないものを含め、この世界のすべてはエネルギー・波動で成り立っています。
人間で言えば、電気エネルギーが目に見えないけれども存在しているのと同じく、私たちの思考や感情もエネルギー・波動であり、肉体という「物質」もエネルギーです。
エネルギーワークやヒーリングでは、その方をエネルギー・波動として捉えてその状態を見て行きます。
そしてエネルギーの滞りを解消したり必要な調整を行ったりして、エネルギー・波動を整えて行く療法です。
癒しに取り組むことに少し疲れた方、心と向き合うことに怖さや抵抗がある方、また、別の視点からテーマについて見てみたいという方にご好評をいただいております。
しかしながら、ComingHomeでは「心の深層にある真の原因にご本人が気付き、受け容れて行くことで、本質的な癒しや変容が起こる」ことをセッションの大切な軸にしております。
エネルギーワークは、そのためのサポートという位置づけです。(「セラピストが一方的に何でも癒す・変えられる」ということではありません。)
エネルギーワーク・ヒーリングの種類
内側に「安心・安全の感覚の土台」を養う
人とのコミュニケーションや、人や社会との温かで優しい繋がり・・・
そのために欠かせないのが、いまトラウマケアにおいて大きな注目を集めている生物学的な自律神経理論「ポリヴェーガル理論」において「腹側迷走神経(複合体)」と言われる神経系です。
この「腹側迷走神経」は、生まれたばかりの赤ちゃんは未発達な状態です。
赤ちゃんは、養育者との安心できる温かな触れ合いの中で、この神経系を発達させていきます。
抱っこなどのスキンシップ、優しい触れ合いや声掛け、温かいまなざしを向けられること・・・
そして泣いていたり、怒ったり悲しかったり、そういう時に優しくその状態を宥めてもらうこと。
そういった経験の中で「腹側迷走神経」は育って行きます。
これが、人や社会との安全・安心な繋がりを感じ、構築していく基盤となるのです。
愛着障害と言われる人や、生きづらさを感じている人の多くが、この「腹側迷走神経」が未成熟な状態です。
こうした自律神経の状態に働きかけて、自分の内側に「安心・安全の感覚」を感じられる、その「土台」を育んで行くことが、癒しにおいてとても重要な要素のひとつになります。
セッションでは、ポリヴェーガル理論や科学的な皮膚理論に基づいて、この自律神経の状態に働きかけたり、ご自分で簡単にできる自律神経の状態を調えるためのワークをお伝えしたりしています。
それにより、自分の内側に確かな実感としての 「安心・安全の感覚」 が育まれることを目指します。
心の仕組み・・・
「投影」や「自我(エゴ)の性質」について知る
- 以前と比べて楽にはなっても、何かがまだ足りないと感じる。
- 人間としての苦しみから楽になりたい。
- 人間の根源的な苦しみについて知りたい、関心がある。
そういう方には、人間に普遍的な「そもそもの苦しみの元」について知り、理解することが大きな助けになると考えます。
私たちは当たり前に「自分は、世界や他者とは独立・分離したひとりの人間(個人)である」と感じていますよね。
仏陀は「生きることは苦である」と語ったと言われますが、
「自分は分離した個人である」と感じている状態…つまり「自我(エゴ)の自分」として生きている状態では、「人として生きることの苦しみ」が完全に無くなることはありません。
言ってしまえば、「自我(エゴ)そのもの」が「苦しみ」だからです。
ComingHomeのセッションでは、こうした非二元や悟りの教え、また「インテグレイテッド心理学」に基づいた「心の仕組み」をベースに、「その人の心の中でいったい何が起きているのか?」を具体的に見ていきます。
また、その方の状態や必要に応じて「投影」や「自我(エゴ)の性質」についてなどのトークセッションやワークを行い、「自我(エゴ)を見抜いて超えて行くこと」「 自我(エゴ) の解体」をサポートします。
自分でできる!
【心のセルフケアのための簡単ワーク
音声】シリーズ
自分で自分の心をケアできる簡単な方法を、1つでも2つでも知っておくことは、
より健やかな人生を送るためにとても大切で、役に立つことです。
自分の心をケアしてあげることは、
・日々のストレスの解消
・心の柔軟性や心の回復力を高める
・自分自身との関係が良くなっていく
そういったことに繋がって行きます。
ぜひ多くの方に、こうした「心のセルフケア」について知っていただきたいと思い、
自分でできる!【心のセルフケアのための簡単ワーク音声】と題して、
文字通り日常の中でご自身で簡単にできるワークの音声を作成しました。
現在、7つのワーク&レクチャーをYouTubeにアップしています。
以下のブログ記事からご覧ください。
お役に立てば嬉しいです。
「心のセルフケア協会」について
『すべての人に心のケアを』
『セルフコンパッション(自分への共感といたわり)』
『自分らしさを取り戻す』
『繋がり合う世界へ』
心のセルフケアや心に関する知識を普及することによって、ストレスやトラウマの悩みから解き放たれ、希望を持って自分らしい人生を歩む人を増やしていくことを目的として活動をしています。
▼詳しくはこちら
一般社団法人 心のセルフケア協会