心理セラピールームComingHome
「それでも自分を愛したい」
~深い自己探求の扉を開き、
自己の真実と出会う~
対症療法ではない、
本質的な癒しと変容のために。

心理セラピールームComing Home
心理カウンセラー・セラピスト、
自己探求のナビゲーター
徳山なおこと申します。
「Home」…自分の内なる、温かくて懐かしい場所。
そして、本来の自己。
そこには外側に依存しない幸せ感や安心感があります。
その「Home」に還るという願いを込めて名付けました。
「それでも自分を愛したい」
それは過去の私の切実な望みであり、願いでした。
私自身が発達性トラウマを抱え、「ネガティブ・ナルシズム」という状態で、激しい自己否定の中で生きてきました。
そして激しい自己否定の中で、幼い頃からずっと、
「なぜ自分はこんな人間なのだろう」
そう思ってきました。
「なぜ自分はこんな人間なのだろう」
それはもしかすると、誰もの中に存在する問いかもしれません。
自己否定や苦しみからそう思っている方も。
純粋な疑問や関心からそう思っている方も。
その答えは、あなた自身の中にちゃんと存在しています。
対症療法ではない、本質的な癒しと変容に繋がるのは、
インスタントではない、深い自己探求の旅です。
インスタントでは無いぶん、時間はかかります。
けれども、「まったく気づいていなかった自分自身の真実」に出会うこと、
深く自分自身をを知っていくことは、
何にも代えがたい歓びであり、
とても興味深い探求です。
そして、心の深層の、自分でもまったく気付いていなかった思いや感情、痛み、光…
そういった、深く抑圧してしまった「自分自身の真実」に出会い、
それを自ら抱きしめて行くことは、
時に痛みも伴いますが、
真の変容や癒しに繋がる、あたたかさと愛に満ちた体験です。
そのプロセスをサポートさせていただきます。
自分を深く知ることは、
おのずと、自分自身、そして世界への洞察と愛を育むことに繋がります。
この探求の先には、
“Life Is Beautiful”
そう思える日があるはずです。
対症療法ではない、本質的な癒しと変容を求めている方、
「自分」を深く知り、「自己の真実」と出会いたい方、
そして「自分」という苦しみから解放されたい方へ。
海外の最先端の理論に基づいた心理セラピーによる「トラウマの癒し」と、
「悟り」の観点から、潜在意識と自我の構造を紐解くカウンセリングなどを使って、
あなただけの探求をサポートします。
現在、オンラインによる遠隔セッションのみ提供しております。
当セラピールームは、単に「楽になりたい」「悩みを解決したい」だけの方には向いていないかもしれません。
それを否定しているのではまったくありません。(当然であり自然なことですし、私自身も癒しの道に足を踏み入れた当初はそうでした。)
ただ、いま私が一番お役に立てるのは、
単に苦しみや悩みを解決することだけではなく、それを超えて、
自分自身を深く理解し、自分の真実を知りたいと望んでいる方
だと思っています。
- 単なる悩みの解決ではなく、本質的な癒しと変容を求めている方
- トラウマや苦しみの根本的な癒しに取り組みたい方
- 自分と向き合いたいが、具体的にどうしたらいいか分からない方
- 気付いていなかった悩みやストレスの「真の原因」を理解して癒したい方
- 自分を深く見つめることで、自然に自己愛や自己肯定感を育みたい方
- 「自分の真実」を知りたい方
- 外側に依存しない、内側の幸せ感や安心感を感じられるようになりたい方
- 本来の自分らしさを取り戻したい方
- 自分自身を生きたいと望む方
- 普遍的な人間の心の仕組み(エゴの仕組み)を体験的に理解したい方
- 自我(エゴ)や思考の囚われから自由になりたい方
このような方にお勧めできるセッションです。
もしあなたが、このHPやブログに共鳴や共感を感じたならば、意識的・無意識的にかかわらず、きっと「自分を知りたい」「自分をもっと深く理解したい」という願いを持っているのではないでしょうか。
このHPやブログの情報が、あなたの探求の道に少しでも役立てば幸いです。
こんなお悩みはありませんか?
- ストレスや悩み、苦しみがある(程度や深刻度を問わず)
- 心の癒しやスピリチュアル、自己啓発などに取り組んできたが、あまり変化が感じられない
- 生きづらさを感じる(愛着障害、アダルトチルドレン、発達トラウマ)
- 自己否定が強い、自己肯定感が低い
- 自分が嫌い、愛せない
- 自分に自信が無い、自分に価値や能力がないと感じる
- 繰り返してしまうネガティブなパターンがある
- 孤独感や疎外感を感じている
- 「ネガティブ・ナルシズム」かもしれないと思う
- 家族関係や人間関係、仕事の悩みがある
- 人とうまく話せない、関われない
- 他者からの評価が気になってしまう
- 気分が落ち込むことがある
- 依存症(人間関係、摂食障害、嗜癖など)
- もっと自分らしく生きられたらと思う
- やりたいことがあるのに行動できない
- 特にストレスや苦しみは無いが、自分自身を知りたいと思う
- 「もっと本当のこと」があると感じる
セッションで期待できる効果※効果の現れ方や感じ方には個人差がございます
- 自分を深く見つめる癒しのプロセスの中で、自然に自己愛や自分への思いやり、自己肯定感が育まれる
- 自分でも気付いていなかったストレスや悩みの「真の原因」が分かり、自己理解が深まる
- 問題の「真の原因」にアプローチすることで、一時的な対症療法ではない癒しや変容を体験できる
- トラウマが癒され、心が楽になり生きやすくなって行く
- 外側に依存しない、自分の内側の幸せ感や安心感が感じられるようになる
- 本来の自分らしさが顕れて来る
- 身体や自律神経系へのアプローチで「安心・安全の感覚の土台」が育まれ、日常を楽に過ごせるようになる
- 自分で自分を安心させること、リラックスさせることができるようになる
- ストレスや困難に対するレジリエンス(回復力、しなやかな強さ)が育まれる
- 自我(エゴ)、思考や感情との同一化が緩み、囚われから抜け出せるようになる
- 思考・自我(エゴ)の幻想に気付き、本来の自己に目覚めて行く
クライアント様からのご感想

Sさまのご感想
なおこさんがいつも、本当はどうしたかったのか、本当はどう感じていたのか?とずっと寄り添ってくださったことで、潜在意識の中でも我慢をしようとしていた自分の蓋がぱっくりと開く瞬間を幾度も経験することができました。
自分の中への旅はこれからも続くと思いますが、どんなことがあっても、どんな自分でも大丈夫という感覚を味わうことが出来たことが何より本当に嬉しかったです。

Mさまのご感想
私は幼い頃から自己否定が強く、自己愛の土台が皆無の状態でセッションをお願いしました。
気持ちを正確にわかって貰えてるのがはっきりと伝わって来て、すごく楽で嬉しかったです。
なおこさんの落ち着いた声とテンポの声かけが、テクニックじゃない嘘のない言葉に感じられ、 こんな自分には寄り添えないと力を入れて戦闘態勢でいた自分が緩んで行きました。

Rさまのご感想
セッション前は気になっていた言葉も、セッション後は不思議なくらい気にならなくなっていたり、また日頃うまくいっていなかった部分が、 気がつけば、楽に、気にならないなどいい感じに変容していたりして驚きます。
何度かセッションを受けていくうちに、どんどん自分の内面、感情と向き合っていくことが、苦痛から、面白い、楽しいと感じるようになってきました。
本質的な癒しと、
深い自己探求のために。
ここでは、本質的な癒しと深い自己探求に取り組むために必要なこと、
そしてセッションでどんなことを行っているのかをお伝えして行きます。
なぜ「トラウマの癒し」なのか。
自分にはトラウマがある
そうはっきりと自覚されている方や、
漠然とそう感じている方は、
ぜひトラウマの癒しに取り組んでいただけたらと思います。
トラウマは、適切に取り組めば癒されていくからです。
「セッションを受ければ、すぐに劇的に楽になる✨」とはいきません(;^_^A
癒しの道のりは、それなりに時間がかかることが多くあります。
(ただし全員がそうとは限りません。数回のセッションで楽になる方もいらっしゃいます。)
けれども、トラウマの癒しに取り組むことは、単に苦しみが楽になっていくだけではなく、
自分を深く知り、内側の愛や光に出会っていくことだと、私は体験からそう思っています。
本質的なトラウマの癒しに取り組むことは、深い自己探求でもあるのです。
「今までもトラウマの癒しに取り組んできたけれど、あまり変わっていない…」という方は、以下をどうぞ(このページの別の項目に飛びます)。
トラウマの癒しは「身体」へのアプローチが不可欠
「癒しやスピリチュアルなどに取り組んできたが、あまり楽になっていない…」
そして「自分には特に思い当たるトラウマは無いけれど…」という方にとっても、
実はトラウマは無関係ではありません。
「自分の中に、繰り返してしまうネガティブなパターンがある」と感じている方にも、トラウマの癒しが助けになることがあります。
そのネガティブな反応パターンの背景に、トラウマが存在している可能性があるからです。
もう少し詳しく見て行きましょう^^
トラウマの癒しは、単に傷を癒すことだけではなく、本来のあなたに戻るための旅。
実は、この世界にトラウマと無関係な人はいません。
私たちはみんな、大小さまざまな経験の中で、知らず知らずのうちに心の傷やショックを抱えています。
これまでの人生で、特に大きなショックを受ける出来事はなかったし、
ものすごく苦しいわけじゃないし、
特にトラウマがあるとは思わないけれど…
そういう方も、気づかないうちに何かしらのトラウマを抱えている場合があるのです。
これは決して不安にさせたいわけではありません(;^_^A
それくらい私たちは、自分の知らないところでトラウマの影響を受けている可能性があるということを知っていただけたらと思います。
そして、大きな苦しみだけに限らず、日常的なストレスや悩みの奥には、トラウマが存在している可能性が高いのです。

トラウマがあると、ふたたび傷つかないように自分を守ろうとします。
多くの場合、これは無意識のうちに起こります。
そして私たちは、そのトラウマによる自己防衛を「自分自身」だと思ってしまいます。
例えば、具体的に言ってみるとこんな感じです。
「自分は内気で人と話すのが好きじゃない」と思っている人が居て、
それは、その人の持ってうまれた個性かもしれないし、
もしかすると、人間関係で傷ついたが故に、自分を守ろうとして人と話すときに過度に緊張してしまうためにそうなっているのかもしれない。
「自分は人と話すのが好き!たくさんの人に合うと楽しい」と思っている人が居て、
でも本当は、どこかそれにストレスや自分らしくない感じ・違和感を感じているとしたら、
それはその人の本来のキャラクターではなく、人に受け入れてもらうために作り上げた防衛のための自分かもしれない。
こんな風に、「私はこういう性格だ」と思っているものが、実は自己防衛から来るものであることは、思っている以上に多くあります。
けれども、防衛から来る自分は、本来のあなた自身ではありません。
私たちは、何が防衛か防衛じゃないのか、
本来の自分はどんな人間なのか、
それがほとんど見えなくなってしまっているのです。
そして、防衛に大きなエネルギーを使っている状態は(これは無意識に起こっています)、エネルギーをロスしているようなものですので、疲れやすかったり、本来やりたいことにエネルギーを使えなかったりします。
トラウマが癒されることで防衛が緩み、自分のエネルギーを、より自分らしい方向に使えるようになります。
すると、もっと自然体で人と関われたり、本当にやりたいことに向かう力が湧いてきたりします。
そのために、トラウマの癒しは、本来の自分に戻っていくために重要なものなのです。
トラウマの癒しのプロセスは、単に傷を癒すことだけではなく、自分の真実に出会い、本来のあなたに戻るための旅でもあります。

癒されたらどうなるの?素晴らしい自分になれる??
「癒されたら、いったいどんな自分になれるのか?」
そこ、気になりますよね^^
私がお答えできるのは、
分かりません
ということです(;’∀’)
分からないというよりも、「予想ができない」という方が正確かもしれません。
それくらい、「本来の自分」は見えなくなっていたりしますし、
あなた自身がまだ出会っていない、本来のあなたらしさがある可能性があるのです。
「分からない」「予想ができない」という答えにはなってしまいますが、
けれども間違いなく、癒しの道の先に待っているのは、
「今よりも”本来のあなた”であり、より楽で自由なあなた」です。
もしかすると、それは、
今あなたが思い描く「理想のあなた」ではないかもしれません。
でも確実に、「今よりも自然で、無理のない、あなたらしい姿」です。
人は、本来の自分でいるとき無理がありません。
摩擦が無いために、楽で、自由で、軽やかです。
なお、セッションを受けてくださったクライアントさんからは、
- 安心を感じられるようになった
- 自分を許せるようになった
- 苦しみに巻き込まれず自分をケアできるようになった
- 自分らしさや喜びを感じられるようになってきた
こうしたお声を多くいただいております。
さて。
さらに一歩話を深めてみると・・・
本来「いのち」というのは、「固定したもの」ではありません。
「常に変化し続けるもの」、それが「いのち」です。
私たちは普通、「自分はこういう人間だ」という固定したイメージを持っていますが、
それはあくまでもイメージに過ぎず、実際に「こういう自分」が実在しているわけではありません。
真実は、「その時その時の自分があるだけ」。
「固定された何か」ではなく、その時その時に自然に現れるものが、真に自由な、本来の私たちです。
「頭では分かっているのに、変えられない。どうにもならない」という悩み
さて、ここからはもう少し「心の仕組み」について見ていきたいと思います。
頭では分かっているのに、変えられない。どうにもならない…。
誰でもこうした悩みやストレスってあるのではないでしょうか?
「こんな些細なことでイライラする必要は無いと分かっているのに、どうしてもイライラしてしまう。」
「いくら大丈夫と思おうとしても、不安になってしまう。」
「止めた方が良いと思うのに、なかなか止められない。」
「そんなに難しいことではないと思うのに、実行できない。一歩踏み出せない。」
などなど。
こんな風に、「頭ではこうすればいいと分かっているのに、どうしてもできない」ことってありますよね。
「頭では分かっているのに変えられない。どうにもならない」というのは、
実は人間の心の仕組みやトラウマというものの性質を考えれば、ある意味、当然のことなのです。
こうしたことを知らずに、一生懸命に癒しに取り組んで、でもなかなか変わらずに
「変われないのは自分がダメだからだ」「意思が弱いからだ」と、ご自分を責めてしまう方がたくさんいらっしゃいます。
それは、とても辛いことです。
多くの方にこうした情報を知っていただきたいと願っています。
なぜ「頭では分かっているのに、変えられない。どうにもならない。」ということが起こるのか?
まずはそれを見ていきましょう。
「頭では分かっているのに変えられない」その理由は・・・
私たちが普段認識している意識は「顕在意識」と呼ばれます。
人間の意識の全体を100%だとすると、私たちが意識できる部分(顕在意識)は、全体のわずか5%ほどだと言われています。
残りの95%を占めるのは、私たちが意識することのできない「潜在意識」と呼ばれる無意識の領域です。
そして、この無意識の領域(潜在意識)にある思いや感情が、私たちの思考や行動に大きな影響を与えています。
「頭では分かっているのに、変えられない。どうにもならない…。」というとき、
多くの場合、実は、
「変えられない」「どうにもならない」、その「真の原因(理由)」が、
自分では気づけない無意識の領域(潜在意識)に存在しているのです。
私たちは、ストレスや苦しみがあるとき「なぜだろう」「何が原因だろう」と考えますよね。
けれども、頭で「きっとこれだ」と考えている原因は、実は「真の原因」ではないことも多くあります。
ストレスや悩み、苦しみの「根っこ(真の原因)」は、多くの場合「無意識の領域(潜在意識)」に存在しているのですが、
通常、私たちはそのことを知りません。
そのために、頭でぐるぐる「なぜだろう」「どうしたら良いのだろう」と意識できる範囲(顕在意識)で物事を捉え、「こうすればいい」「こう考えれば楽になる」と思考で解決しようとします。
けれどもそれは「本当の解決」には繋がらないことがほとんどです。
「真の原因」に辿り着いていないためです。
本当の原因が無意識にある場合、いくら頭で解決しようとしても難しいのです。
「真の原因」を知るためには、無意識の領域(潜在意識)を見て行くことが大切です。
そして、無意識の領域に存在する悩みやストレスの「真の原因」には、
多くのケースでトラウマが関係しています。
ストレスや悩み、苦しみを真に変容させていくには、
無意識の領域(潜在意識)を見て行き、
そこにあるトラウマを癒していくことが必要なのです。
「無意識の領域(潜在意識)」をどうやって見ていくのか。
「無意識の領域(潜在意識)」を見て行く必要性を、なんとなく感じていただけたかもしれません。
では実際に、どうやってそれを見ていけば良いのでしょうか?
「無意識の領域(潜在意識)」にある情報は、どれだけ頭で考えても分かりません。
(それが「無意識」ということです。)
私たちはしばしば「なぜこんなに苦しいのだろう」「どうして変われないのだろう」と考え続けてしまいますが、
困ったことに、いくら頭で考えても無意識に存在する情報は分かりません。
そしてさらに、無意識に存在する原因が分かったとしても、
それを「頭、つまり認知のレベル(顕在意識)」だけで変えることは困難です。
「じゃあいったいどうしたらいいの?」と思われますよね。
潜在意識への「入口」である身体
「じゃあいったいどうしたらいいの?」ということですが…。
答えは、「頭(思考)の中」ではなく、もっと深い部分にあります。
実は、鍵となるのは「身体」です。
身体が無意識(潜在意識)への入口なのです。
たとえば、ストレスを感じたとき、胸が締めつけられるような感覚がしたり、お腹のあたりが重く感じたりしたことはないでしょうか?
そうした身体の感覚に深く寄り添い、それを否定することなくありのままに感じて行くことで、
普段の意識上(顕在意識)ではまったく気付いていなかった、「無意識下に抑え込んでしまった自分の本当の思いや感情」が浮かび上がって来ます。
セッションでは、身体の感覚を入口に、さらに特殊な問いかけなどを使って無意識の領域にある「真の原因」を見つけていきます。
「無意識下に抑え込んでしまった自分の本当の思いや感情」に出会ったときは、皆さん本当にびっくりされたり感動されたりします。
この驚きや感動も、探求の醍醐味と言えるでしょう^^
今までまったく気付いていなかったご自分の本当の気持ちや思いに出会うだけでも、大きな納得感を得てスッキリされる方もいらっしゃるほど、
自分の真実に出会うというのは、とてもパワフルです。

なぜ「悟り」なのか。
ComingHomeのカウンセリングでは、「悟り」の観点から「心の仕組み」を解き明かす「インテグレイテッド心理学」をベースに、ひとりひとりの心の構造を見て行きます。
では、なぜ「悟り」の観点から心を見ていくのでしょうか。
それは、「悟り」の教えが 「人間の普遍的な心(自我)の仕組み」を明らかにしているからです。
つまり特定の理論(考え方)や分析ではなく、純粋な観察に基づいた「すべての人に共通する心の仕組み」 を示してくれているのです。
悟りと心理学
多くの心理学は、「私」という存在があるということがまず前提となっています。つまり、「私があって世界がある」という世界観をベースとした上で、人間の心のしくみを捉えているわけです。
もちろん、これらも有効である一方で、インテグレイテッド心理学ではもう一歩進め、「分離した自己」は幻想であるという非二元(悟り)の真実をベースにしています。
つまり、「私」と「あなた」、「私」と「世界」という分離した思いから生まれた世界観が、そもそもの苦しみの根源であると見ているのです。
この分離の勘違いによって、外界という世界を生み出し、そしてそれを私たちの心はどのように捉えているのか? また、分離した自分という思いや感覚からどのような恐れが生み出され、それがどのように私たちの人生や日常に影響を与えているのか?を見ていく心理学です。
また、この観点からは、「分離した”自分”というものが、苦しみの本当の根っこである」ことが分かります。
これは、苦しみや囚われから解放されて行くために大切な理解です。
この「人間の普遍的な心(自我)の仕組み」に基づいて心の深層を見ていくことで、自分の心の中で何が起きているのか、今まで気づかなかった自分の心の構造とでも言えるものが見えてきます。
私たちの心はとても複雑で、単なる分析や理論だけに当てはめることのできない、ひとりひとりまったく異なるユニークなものです。
ですから「実際にその人の心を見て行く」ことでしか、「その人の心の状態」や「その人の真実」は分かりません。
セッションでは、インテグレイテッド心理学の「気づきの問いかけ」と呼ばれる心の深層(潜在意識)を紐解いていくための特殊な質問を使い、心を見て行きます。
さらに身体の感覚に寄り添って行くことで、
ご本人も気付いていない、無意識の領域(潜在意識)にある「真の原因」にアクセスして行きます。
これは、一般的に「傾聴」と言われるカウンセリングとは大きく異なります。
また型に嵌まった「分析」などとは違い、その方の心の中にあるものを引き出して行く手法です。
あなたのストレスや悩み、苦しみの真の原因を、セラピストが知っているのではありません。
それは、あなたの心の中を丁寧に見て行くことで見つかるものです。
心の深層…無意識(潜在意識)の領域にある自分の本当の気持ちや思い、
そうした「気づいていなかった自分の真実」に気付き、
そして寄り添い対話をして行くことで、
自然と自分への深い理解と癒し・変容が起きてきます。
「癒し」と「悟り」は別。けれども…
なお、「癒しに取り組めば悟れる」というわけではありません。
悟りと癒しは別の領域のことだからです。
「悟り」とは、根本的に”自我が幻想である”という気づきであり、癒しのプロセスとは異なるものです。
けれども、トラウマの癒しに取り組み、自分の心の仕組みや自我の構造が見えてくることで、自我との同一化が緩むことがあります。
すると、それまで当たり前だと思っていた”自分”というものの幻想性が見えやすくなってくるのです。
そういう意味でも、「癒し」は、悟りへの直接的な道ではなくとも、
自分という存在への理解が深まることで、”自分”というものの幻想性に気づいていく足掛かりとなり得ます。

トラウマの癒しは「身体」へのアプローチが不可欠
話を聞いてもらうだけのカウンセリングでは解決しない?
近年の研究により、話を聞いてもらうだけのカウンセリングでは、トラウマに対する十分な効果が得られにくいことが明らかになってきました。
トラウマは、単なる「心の傷」や「辛い記憶」ではありません。
トラウマが脳や神経系に強い影響を与え、特定の反応パターン(回路)を作り出してしまうことが分かってきています。
トラウマ療法の先駆者であるアメリカの博士は、
「トラウマは、100%生理学的な問題」だと語っています。
実はトラウマというのは、「単に辛い記憶が残っている状態」ではなく、
- 身体に滞ったまま、まるで冷凍保存されたように残り続けている未解消のエネルギー
- 自律神経系の調整不全な状態
といった、「身体的・生理的な問題」 でもあるのです。
そういったものを変化・変容させて行くためには、カウンセリングなどの場で話をするだけでは難しいというのは、何となく感覚的にご理解いただけるのではないでしょうか。
身体に滞っているエネルギーの解放や、自律神経系の安定化や調整など、
本質的な癒しや変容をもたらすうえで、「身体」へのアプローチは不可欠なものと言えます。
これは「ソマティック」(身体志向)な手法として、近年、日本でも注目され始めています。
「ソマティック」の「ソマ(soma)」はギリシャ語で「身体」を意味します。
この時の「身体」とは、心、身体、魂がひとつとするホリスティックな(全的な)意味での「からだ」です。
言葉だけでカウンセリングを行うのではなく、相手に触れたり、身体を動かしたり、身体の感覚に注目しながらヒトを癒(ケア)していく。「カラダ」を通して「ココロ」を元気にする、「ココロ」を通して「カラダ」を快調にしていくのがソマティックの特徴です。
ソマティック・リソース・ラボ 「ソマティック」とは?-はじめに-
私自身の学びと体験から、特に愛着障害や発達性トラウマなど、幼少期からの生きづらさや自己否定の問題に関しては、
✅ 身体や自律神経系へのアプローチ
✅ 心の深層を見つめること
この両方が必要であると考えています。
なぜなら、身体へのアプローチだけでは、苦しみを生む「心の構造」は見えてきませんし、
心を探求するだけでは、身体に刻まれたトラウマの影響を取り除くことは難しいからです。
「心」と「身体」へのアプローチは、本質的な癒しに繋がる2つの大きな柱と言えます。
両方に取り組んで行くことで、本質的な癒しに繋がる「良い循環」も生まれます。

セッションでは、現在世界中で注目され、米国NASA航空宇宙局でも利用されている信頼性の高い最新のトラウマ・セラピーである「ソマティック・エクスペリエンシング®︎(SE™︎療法)」などのトラウマ療法なども用いて、心の深層と、身体・自律神経系にアプローチして行きます。
深い自己否定の癒しは
「心」よりもまずは「身体」?
「身体・自律神経系へのアプローチ」に関して、もう1点お伝えしたいことがあります。
- 深い自己否定の状態…「自分を愛する」「自分を大切にする」といったことが難しいと感じている方
- 「ネガティブ・ナルシズム」の状態の方
- 強い不安感や恐れを感じている方
こうした方々には、
「心」よりも、まずは「身体」を相手にしてみましょう!
ということです。
びっくりでしょうか(笑)
これらの苦しみを抱えている時、まずは「心の癒し」が必要だと思われますよね。
もちろんそれはその通りなのですが…。
けれども、そういった方の多くは、内側に「安心・安全の感覚の土台」がほとんど無い状態です。
(そのために自己否定などが激しくなってしまっているという側面もあります。)
自律神経の状態と心の状態は、深く繋がっています。
身体や自律神経系に働きかけて、
自分の内側に安全や安心、労りや温かさの感覚を育んでいくことが、
実は癒しにおいて非常に大切であり、また助けになるのです。

セッションでは、科学的な自律神経理論(ポリヴェーガル理論)や皮膚理論をベースに、ご自分で簡単にできる自律神経の状態を調えるためのワークをお伝えしたりもしています。
この内側の「安心・安全の感覚の土台」は、一朝一夕で育まれるものではありません。
筋トレのように毎日の生活の中で取り組んで行くことが大切です。(ただし手軽なワークばかりですのでご安心を^^)
セッションだけでなく、日常の中でも取り組んでいただくことで、内側の「安心・安全の感覚の土台」を育むことを目指します。
▼深い自己否定や不安感、恐れを感じている状態で、「今まで色々なことをして来たが、あまり楽になっていない」という方に、ぜひ読んでいただきたいブログです。
私自身の体験から願いを込めて書きました。

「癒しやスピリチュアルなどに取り組んできたが、あまり楽になっていない…」
今までも癒しやスピリチュアル、自己啓発などに取り組んできたが、正直に言うと、あまり楽になっていない…
という方がそれなりにいらっしゃいます。
そういう場合に、考えられる大きな要因は次のようなものです。
- 苦しみや悩みの原因だと思っているものが、実は「真の原因」ではない
(⇒多くの場合、無意識の領域(潜在意識)にある真の原因が見つかっていない) - 原因は合っていても、そこにある傷やトラウマのエネルギーにアクセスできていない
(⇒傷やトラウマの癒し・解放のためにはこれが必須) - 傷の痛みやトラウマのエネルギーにアクセスしていても、「安心・安全の感覚の土台」が無いために、変容に繋がっていない
(これ以外の要因もあり得ます。人の心は複雑でひとりひとり異なるため、実際にその方の心を見て行くことが必要です。)
「当てはまるかも!」と思われる方は、あなたが信頼できると感じる、これらの領域を扱えるセラピストを訪ねてみてくださいね。

セッションで行うこと
本質的な癒しと変容のための「3つの柱」
ここまで見て来たことをまとめてみましょう。
私が、自己の真実に出会うために、
そして本質的な癒しと変容のために必要だと思うこと、
それは以下の「3つの柱」です。
1.無意識の領域(潜在意識)の「真の原因」にアプローチする
無意識下にある「真の原因」を見つけ、それに対してアプローチすること。
心の深層にある傷やトラウマがどのように自分の現実に影響を与えているのかを理解し、
そして、冷凍保存のように身体や潜在意識に滞ったまま残っている傷やトラウマのエネルギーを変容させていくこと。
2.内側に「安心・安全の感覚の土台」を養う
本質的な癒しと変容において重要な、内側の「安心・安全」の感覚を養うこと。
身体や自律神経系を整えることで、その土台を育んでいくこと。
3.「悟り」の観点から心の仕組みを理解する
「悟り」の教える「人間の普遍的な心の仕組み」から心を見つめ、苦しみのメカニズムを理解すること。
また「自我(エゴ)」や「投影」について体験的に理解し、苦しみから抜けて行くこと。
ComingHomeのセッションでは。
この「3つの柱」それぞれに対して、当方のセッションでは以下のようなアプローチを行います。
- 心の深層(潜在意識の領域)を見て行くための特殊な質問を使ったカウンセリングと、傷やトラウマのエネルギーにアクセスして癒し・変容をもたらす心理セラピー、トラウマ療法
- 科学的な自律神経理論や皮膚理論に基づいた、身体・自律神経系の安定と調整のためのアプローチ
- 心の仕組み、「自我(エゴ)」の性質を理解するためのトークセッション、ワークなど
▼さらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
外側に依存しない、
内側の安心感を培って行く。
自分の内側にこそ、自分の求めるものがある。
「外側」のものが、真に自分を満たしてくれることはない。
私は、癒しにおけるひとつのゴールは「自分で自分を満たしてあげられるようになること」ではないかと考えています。
(なお、本来癒しに「ゴール」はありませんし、「ゴール」は人それぞれだとは思います。)
人間の幸せ感や安心感は、
自分自身をどう見るか。
自分自身に対してどう接するか、扱うか。
私自身の体験から、最終的にはそこだけだと思っています。
「自分で自分を満たしてあげること」
それが、外側に依存しない、自分自身の内側の「Home」としての幸せ感や安心感に繋がります。
その「Home」が無い状態では、恐らくどんなに恵まれた状況や環境でも、幸せや安心感を感じることは難しいでしょう。
私たちは自分の「外側」に、自分を満たしてくれるもの、自分を素晴らしく変えてくれるものを求めます。
自分の欲しい物や望む人間関係、また旅行などの経験…そういったものが手に入った時に、自分が満たされると思っています。(それが悪いという話ではありません。)
私たちは、自分を満たしてくれるものが「外側」にあると思っています。
社会全体がそのような仕組みの元に動いていて、それが当たり前になっていますし、
そもそも自分を真に満たしてくれるものが自分の「内側」にあるのだということを知らず、そして感じることもできなくなっています。
「外側」のものが、真に自分を満たしてくれることはありません。
手に入れたその時は満足しても、その満足感は長くは続きません。
また次の「自分を満たしてくれる何か」を探して手に入れようとします。
私自身、本当に苦しかった頃は、「私は愛をもらいたいんだ!誰からも愛されないから自分で自分を愛するなんて、そんな虚しいことは無い!」と思っていました。
けれども、癒しの過程の中で、「自分が本当に求めているものは、自分しか与えることはできないのだ」ということを知りました。
真に自分を満たせるのは自分自身であり、
自分の内側にこそ、自分の求めるものがあるのだということ。
それを頭での理解ではなく、体験で実感として理解して行くこと。
それが大切だと考えています。
セッションでは、自分の内側の「Home」…「外側に依存しない幸せや安心感」を培って行くこと、それと繋がって行くことをサポートします。


自分を満たす・愛することは、「自分大好き!」ではない。
自分を満たしてあげるというのは、別に「自分大好き!」になることではありません。
同じく「自分を愛する」ということと「自分大好き!」も、まったく別のことだと私は思っています。
自分が好きかどうかと、「自分を満たしてあげること」「自分を愛すること」は、
あまり関係が無いのです。
「自分を満たす」って、別の表現をすると、
私の感覚だと「ジャッジせず、そのままの自分を見てあげる」とか「そのままの自分に寛ぐ」というのが近いです。
「自分を愛する」というのも、
「どんな自分も受け容れること」だと思っています。
これらは「好き」「嫌い」とは関係ない、それを超えたところのものです。


「自分を愛するなんてできない」という方へ。
今でこそ「自分を満たす」「自分を愛する」なんて言っていますが。
私自身、ものごころついた頃から、大袈裟では無く100%の自己否定の状態…いわゆる「ネガティブ・ナルシズム」の状態で生きて来たので、
「自分を満たす」とか「ジャッジせずにそのままの自分を見る」とか「自分を受け入れる」とか、
そういうことが、人によってはものすごく難しいことを痛いほど知っています。
そのような方は、ぜひ以下の記事を読んでみてくださいね↓↓


ネガティブ・ナルシズムについて
‐苦しいのに何をやっても
楽にならなかったあなたへ‐


以下に当てはまると感じますか?
- 楽になりたくて様々なことに取り組んできたが、楽にならない。変わらない。
- 常に頭の中が、自分を否定する声でいっぱいだ。
- 物ごころついた頃から生きづらさや苦しさを感じている。
当てはまると感じる方、あなたはもしかしたら
「ネガティブ・ナルシズム」という状態かもしれません。
「ネガティブ・ナルシズム」とは:
溝口あゆかさん提唱の「インテグレイテッド心理学」の中で定義されている心理状態。
ネガティブな思いにすっかり同化し、それがアイデンティティとなってしまっているために、絶え間なく自分否定や自分批判をしている状態。
ネガティブ・ナルシズム状態の方は、どうにか楽になりたいとカウンセリングやスピリチュル、自己啓発などに取り組むが、「何をやっても楽にならない」と感じている方が多い。
「当てはまるかもしれない」という方は、ぜひ以下のブログとチェックテストをご覧になってみてください。
「ネガティブ・ナルシズム」(通称:ネガナル)とはどういう状態か、
また、その状態から抜け出すための鍵(ヒント)をお伝えしています。
私自身が「ネガティブ・ナルシズム」の状態した。
ずっと「なぜ自分はこんなにも苦しいのだろう」と思って来た私は、この概念を初めて知った時に「私はこの状態だったのだ!」と、それだけで少し救われました。
「ネガティブ・ナルシズム」の方は、まずはご自分の状態を理解することが、楽になるための大切な、そして大きな一歩です。
「ネガティブ・ナルシズムってどういう状態?」
「なぜ何をやっても楽にならないの??」
「ネガナル状態を抜け出して行くには、どうしたらいいの?」
などについて書いています。
▼読んでくださった方から、こんなお声をいただきました。
・ひたすら自分を責め続けて来て苦しかったが、ブログを読んで、性質だから苦しいのは仕方ないよねと思えた。
・なおこさんの記述があまりに当てはまっていて、痒いところに手が届いて気持ちいい位でした!
・とても分かりやすかった。言葉もストンと胸に落ちてきて、それを読んだだけでも希望が湧いた。
以下のブログ内の申込みフォームよりお申込みいただくと、「チェックテスト」と「結果」のファイルをダウンロードできるURLをお送りいたします。
ご自身を理解するための、ひとつのツールとしてご活用いただけましたら幸いです。
※こちらのテストは「ネガティブ・ナルシズム」どうかを診断・断定するものではありません。
*ダウンロードURLは、自動返信メールに記載されております。


クライアント様からのご感想


Aさまのご感想
一番はじめは内心で不信感や苛立ちを感じたのを覚えています。
体に意識を向けるとか頭と繋げるとかパーツとか本当に何を言っているのかわからず、バカらしいとさえ感じていたのが、
その言わんとしていた事を体験できた時の驚きはこれまでにない感覚でした。
体感に振り回されながらも、それまで全く手に負えなかった恐怖心や心の痛み、希死感に対処し得るんだと希望を抱くことができた事、感謝しています。


Cさまのご感想
*今まで受けたセッションやカウンセリングで泣けた事は一度もなかったのに、なおこさんとのセッションでは毎回、涙・涙・涙
*こんな私に対しても真剣に向き合ってくれているのがしっかり伝わってくる
*充足感を感じる
*毎回、わめいて大泣きのドタバタセッションでも次回のセッション、苦でも重くもなく、すごく楽しみ
*毎回、新たな気付きを貰える
*暗闇から光に歩き出せてるという感覚を得れる


Aさまのご感想
〈自分で自分が見えない〉からこそ、あるいは自分の見えないところに〈こじれた部分〉があるからこそ、苦しい思いをしている中で、自分の見えない自分(の見方・方法)を、思わぬ角度から、時々指摘してくださったりして、新しい発見があります。
また、身体感覚に寄り添った形ですので、”実感”も大きいです。
〈押しつけ〉ではないところ、あくまで自分自身の癒やしの力・方法をサポートしようとして下さることも、自分に合っていると思います。
〈ブログ記事〉
‐セッションの特徴や、癒しのためのヒント‐