今回初めて私はセッションを受けました。
インテグレイテッド心理学を学び自分のビリーフを見つけようとしてもなかなか上手くいかず難しいと思っていました。
今日はこの感情から探ってみようと思っても、色々な思考が邪魔してなかなか進まずいらいらしてもうやめてしまう、ということを繰り返していたので、ヒントをもらおう、という気持ちで臨んでいました。
まずどんな感情をみていくか。
正直にいえばそれすら最初は選ぶのが難しかったです。
今思えば難しく考えていたのですが…
確か1回目は仕事で自分ばかり損している気がする。から始まりました。
なおこさんから質問を受け、答える。
答えていけばいくほど、すぐには返答できなくなり、そうか、そっちの方面から聞かれるのか！という驚きと、
考えたことも、人からされたこともない質問にただただ困りました。
少しずつ胸が苦しくなったり、口が重くなり言葉を発することもきつくなりました。
奥の奥を見つめて、体の変化や感情を感じていく。
その時間もゆっくりもらえて助かりました。
もう一人の、内側にいた自分が、頑張って言おうとしているなと自分でも分かりました。
鎖骨をトントンしている手も止まりそうになるくらい言葉を出すのがきつかったです。
ちなみにＥＦＴは動画をみて知っていましたが、確か1回目はほとんど鎖骨だけトントンして終わりました。
これだけでもこんなに効果があるのか！と後で冷静になったとき感激したのを覚えています。
普段でも時々のどが苦しくなったり、胸がざわざわしますが、その何倍もの体感が起こりました。
こんなもの背負っていたのか。だったら信頼して出してすっきりしたい。
だから思い切って言葉にしようと思ったことを記憶しています。
この時すでになおこさんを信頼出来ていたように思います。
それはなぜかと言えば、何を言っても大丈夫という雰囲気があったからです。
きちんと守られていると感じたから言おうと思えました。
同情や、私がどうにかしてあげる、などの態度ではなく、非常に中立で見守るなおこさんがいたから安心して心を開けたのだと思いました。
友達や家族に話しているときには感じない、無防備で素直な、怒りも悲しみも全て持っている自分が、安心していられる場所がセッションなんだと分かりました。
やはりプロなんだなと思いました。
「損している気がする」「私ばっかり」から始まった問いかけは、
最後は「●●●（注：こちらは伏せさせていただきます。）」という中学生の私にたどり着きました。
仕事で感じた感情の裏にはこれほど糸が絡まっており、家族にまで達するなんて。
人の心は複雑で色々な感情が絡まっていて難しいな、でも面白いなと思いました。
あゆかさんの言っていたことはこれか！と分かりました。
この「●●●」を言えたことは私にとって非常に大きなものでした。
言葉に出しただけでも、少し救われた気がしたからです。
あー言えた。と思いました。
なおこさんからそれでもいいんだよ。と言われるたびに許されていくような感覚でした。
許されると感じているということは、私は自分を罰してもいたという気付きにも繋がりました。
この1回のセッションだけでも、自分が家族に対してかなり深いものを持っていると自覚は以前からしていましたが、それがはっきり浮き彫りになりました。
全然関係のないだろうテーマにしたはずなのに。家族への感情まで達したので驚きました。
3回のセッションを通じて、コアビリーフもいくつか見つけていただき、今それを意識しています。
例えば「私は逃げられない」「私の言葉は人を傷つける」
無自覚でしたが、大きく自分を縛っていました。
今でも時々出てきますが、気付いた時には「それは本当か？」と問い掛けるようにしています。
これだけでも全然違います。
自分の仕掛けた罠にはまらず、俯瞰している感覚になります。
今まではこの罠の中で苦しんでいたんだなと少し分かるようになりました。
スカイプでのセッションではＥＦＴで実際にタッピングしてもらえないことが唯一残念な点ではありますが、それもあまり関係ないかなというくらい最後はすっきりします。
ただタッピングしているときには結構苦しいので、若干焦ってもいてなかなか上手くなおこさんとの言葉に合わせてタッピング出来ません(笑)
そこがこれから慣れてくればいいなと思う点です。
今までセッションは敷居が高いものと思っていましたが、そんなことはなく、気軽にちょっとこの感情探ってみようでもいいんだと思えました。
でもそこから自分を知り、解放していけるなんて、本当にすごいなと思います。
ストーリーから抜け出し、癒し、そこから物事を新しい視点から見つめて動き出せる機会に恵まれたことに感謝しています。
本当にありがとうございました。
（Aさまより）
※ご本人のご了解をいただきご紹介しております。
