【ご感想】自分でも全く予想外に、すぐに涙が出るほどの感情が湧いて来て、本当に驚きました。これに気づくことができただけでも本当によかった。

初め、私はあまり自分の深い感情的問題に取り組むことには不慣れなため、比較的容易に解決できそうな問題に取り組んでみようと考えていました。

今回のテーマ「いい人だとは思うのにムカつく同僚」についての問題は、本当に深刻に悩んでいるというより、日常的にちょと不愉快・・・という程度の、比較的軽い問題だと考えていました。

ところが、2回目~3回目のセッション、特に3回目のセッションで、兄との関係で私が感じていることが出てきた時には、とても驚きました。

「軽い問題」どころではなく、今回の悩み以外のいろんな苦しさ・生きづらさに繋がっていそうな気がします。

自分の兄に対するこのような感情、思い込みに気づくことができてとてもよかった!
私にとっては根が深いテーマかも?と感じています。

1回目のセッションでは、一見「いい人」だと思っている同僚になぜムカつくのか?

「人の気持ちに無頓着な人」「自分の考えを人に押し付けようとする」「人をコントロールしている」など、
自分が単に「いい人」だと思っているわけではないことが浮かびあがってきました。

徳山さんが、(言葉遣いははっきり覚えていませんが)”内心、人の気持ちに無頓着な人だと思っているのなら、ムカついてもおかしくないかも”というようなことを言っていただきましたが、
しかし、それだけであんなにムカムカと嫌な気分になるものだろうか?とちょっとピンとこない感じもありました。

ところが、2回目、その同僚のふるまいを、子供のころの私の兄に対するふるまいを重ねて見ている、ということが出てきました。

同僚の言動を見ている自分を実際に感じながら観ていると、確かに子供のころの「マズイ自分」のふるまいに似て見えます。
「あ!ホントだ!」とピンと来て面白いくらいでした。

そう思いながら見ていると、単にムカつく感じだけではなく「ハラハラしながら見ている自分」「うらやましいと感じている自分」など、自分がいろんな感情を感じながらその同僚を見ていることに気づきました。

2回目のセッションの最後の方に、子供のころの私と兄が出てきました。

兄への自分の感情、兄がなにを思い・感じているのか、感じ取ろうとしてもなかなか感じられず、時間が足りない・・・と感じました。
自分の感情がスムーズには感じられない。

自分に隠そうとしているのは何なのか?
もう少し時間があれば、じっくり取り組んでみたい感じがしました。

3回目、徳山さんに「兄への気持ちにクローズアップしてみる」ことを提案されたとき、自分では全く思ってもいなかったので、ちょっと驚きました。

兄への気持ちはどんなものか?普段はほとんど意識に上らせていない方向だったと思います。

兄とのことを考え始めたとたん、自分でも全く予想外に、すぐに涙が出るほどの感情が湧いて来て、本当に驚きました。

「自分は大丈夫だ」と思い込んでいましたから。

けっこう大きな感情が隠れているとは予想外でした。ホントにビックリ。
これに気づくことができただけでも本当によかった。

自分で自分に一生懸命隠している部分だったのだろうな、と思います。

この「自分で自分に隠している」部分には、自己ワークではなかなか見つけられないだろうな・・・と感じました。
慣れてくればできるものでしょか???

自分は「私は大丈夫」どころか、
「兄に先を越された」「私だって大変なのに!」「私は大変だって言えなくなっちゃった!」と感じている。
全然大丈夫じゃない私。

自分のみぞおちにナイフを突き立てて周りに見せ「私だって大丈夫じゃない!見て!」と、周りに見せるための演技でもしたいくらい、自分を心配して欲しい気持ちが隠されていたことに気づいて、またビックリです。

「いい人なのにムカつく同僚」から始まった今回のセッションでしたが、自分にとってはかなり大きなテーマに繋がっていました。

日常のちょっとしたムカつき、わだかまり、小さい(ように感じられる)悩みが、実は自分にとって根深い思い込みに繋がっているのだということを実感することができました。

この周辺には、まだまだいろんな隠れた感情がありそうな気がします。
これまで上手くいかずに放ってあった自己ワークをやってみようという気持ちが湧いてきました。

(Tさまより)
※ご本人のご了解をいただきご紹介しております。

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