【HSP・トラウマ】自律神経を整える、安心・安全を感じることで緩んで行く♪【その①】

目次

HSPの人が抱える生きづらさとは。

数年前にあるセッションを受けた時に、3歳くらいの頃の自分の状態をはっきりと感じた経験がありました。

その3歳くらいの私は、

意識のベクトルは100%外側に向いていて、
自分の方にはまったく意識が向いておらず、

「何かが起こるのではないか」と、外のどんな些細なことも見逃さないというように、
ピーンと意識が張り詰めているような状態。

その幼い自分の体感をはっきりと再体験して、

こんな状態じゃあ、自分が何を感じているかとか、何がしたい、何が楽しいとか、感じられるわけないよなあ・・・

そんな風に、自分のことをそれまでよりも少し理解できたのでした。

その時には、自分がHSPであるために(幼い頃は今よりもその傾向が高かったと思います。)
様々な刺激のある「外」に意識が向いてしまう・・・どうしてもそういう状態になってしまうのだと認識していました。

HSPの人は、様々な刺激・エネルギーを敏感に感じます。

外の世界に怒りや不安、恐れ、悲しみなどのエネルギーが多くあれば、
それを深く感じてしまうために、どうしても「外の世界は恐ろしいところだ」という認識になり、
身構えるようになってしまう・・・

それが生きづらさに繋がって行くケースも多くあります。

自律神経の状態も、生きづらさに深く関わっている。

けれども、ここ1年ほど自律神経について色々と学ぶ中で、あの幼い頃の自分の状態について、何が起きているのか…私なりに分かってきたのは、

HSPという要素だけではなく、

自律神経の状態で言えば、
警戒モードで、ものすごく緊張した状態・・・つまり交感神経が活性している状態が続いていて、

安心感や安全を感じたりゆったりと落ち着いた気持ちやリラックスを味わったりする状態、
つまり「副交感神経の状態がほぼ無かったのだ」ということでした。

ここから先、自律神経について今の時点の私の理解の中でお話しますが、まだ色々と学んでいる状態であり、細かい部分や言い回しなどについて正確ではない部分もあるかもしれません。
そういう点がありましたらご容赦くださいm(__)m

ここでお伝えしたいのは、詳細な専門的なお話ではなく、私の体験・理解からの「自律神経を整えるのって大事だよ!」ということですので、ざっくり、その部分を受け取っていただけたら嬉しいです。

自律神経の働き

ここで自律神経について簡単にご説明すると・・・

決して難解な話ではなく、ご自身の体験と照らして理解できるとっても面白い話ですし、知っておくと役に立つので、ぜひ読んでみてくださいね!

自律神経は、全身の内臓や血管など、内部環境の働きを調整する神経であり、
自分で(人間の意思で)コントロールのできない、自律して働く神経です。

自律神経には、交感神経と副交感神経の2つがあることは、皆さんご存知ですよね。

その2つは、どちらかが優位に働いている時は、もう片方は控えめに働くというように、
シーソーのような働き方をします

つまり交感神経が優位の時は副交感神経は控えめに、
副交感神経が優位の時は交感神経は控えめに働く、ということです。

そして、

緊張状態が続いたら(=交感神経が優位)
自然にリラックス・休息モードになる(=副交感神経が優位)

そんな風に、私たちの自律神経は、自動的な調整機能を持って働いてくれています。

この2つの神経系が、状況に応じてバランスよく調整をしてくれている状態
「上がっても下がる」「下がっても上がる」という状態が、適切な、バランスの取れた神経系の状態だと言えます。

では、交感神経と副交感神経について簡単に説明してみますね。

交感神経が優位だと、どんな状態?

まずは交感神経について。

交感神経は、活動している時に優位に働く神経です。
「動き」と関係する、外界の状況に適応するための神経と言えます。

交感神経が働くと、興奮したり緊張したりします。

危機的な状況においては、「逃げるか戦うか」といった選択を瞬時に行うために、
交感神経が活性して多大なエネルギーが動員されます。

交感神経が活性状態になると、身体の反応として以下のようなことが起こります。

・呼吸が早くなり、酸素を血中に取り入れようとする。
全身にその血液を送ろうとして心拍が早くなり、血管は収縮して血流が早くなる。

そのため、長期にストレスがかかり交感神経が優位の状態が続くと、血管の疾患、高血圧、心疾患、脳疾患などに繋がる可能性もある。

状況を瞬時に判断して動くことができるように、脳と心臓、身体を動かす大きな筋肉に血液が多く行く。
そのため、消化器系や抹消部の血流は弱くなり、手足が冷たくなったりする。

この状態が長く続くと、お腹の冷えや消化不良、過敏性腸症候群など消化器系の疾患に繋がる可能性もある。

対象、目標や、危機的な状況においては迫っている危機に集中して、それに焦点が合うように、瞳孔が狭くなり、視野が狭くなる。

「見られること」よりも「見る」(見定める)方に焦点が当たる状態。
自分が集中したもの、つまり外側にあるものに意識が向くために、自分の内側の感覚は希薄になる。自分の内側を感じにくくなる。
交感神経が優位の状態というのは、自分が何を感じているか、求めているかを感じにくい状態と言える。

幼い私はこうした状態だったと言えます。

そして「自分が何を感じているかにまったく意識を向けてこなかった」とおっしゃるクライアントさんも多いのですが、そういう方は、やはりこのように、交感神経の活性状態で生きて来られたということだと思います。

副交感神経が優位だと、どんな状態?

次に副交感神経について。

副交感神経は、休息や消化、睡眠など、リラックスを司る神経系です。

・呼吸はゆったりと深くなる。

・血管は拡張し、心拍はゆっくりになる。抹消部に血液が行くので、手足が温かくなる。
お腹、消化器にも血液が行き、消化や栄養素の吸収が促される。

・瞳孔は閉じて視野が広がる。

また、先日受けた講座の中では、副交感神経について以下のようなことが説明されていて、とても興味深かったです。

副交感神経が優位の状態の時は、落ち着いてリラックスしており、
そういう状態を持つことでパフォーマンスが上がるだけではなく、
視野が広がっている状態であり、色々な可能性や豊かさが見えてくる。

また、副交感神経とは、自分がアクションをするのではなく、色々なものを受け取る神経系と言える。
情報や体験、感情なども、それを消化するためには副交感神経が必要。

つまり、のんびりする時間を持つことで、情報や体験を自分のものにすることができる。

また、感情を抑圧するのではなく、自分の内で消化することにも繋がる。

そして、特に日本人は、健康な人であっても副交感神経がじゅうぶんに働いている状態とは言い難いというお話でした。
やっぱりみんな忙しく、そして疲れているのでしょう・・・。

なお、副交感神経は「休息やリラックス」に関わる神経とお伝えしましたが、

心配事で頭がいっぱい、
「どうしたら良いか」をぐるぐる考えている・・・

そういう状態の時というのは、身体は一種の緊張状態であり、
身体を動かしていなくても、交感神経系が活性している状態になっているのです。

現代人はこの状態の人が多いですよね。

副交感神経を働かせるって大事なんだなー!!!

っていう気持ちになりませんか??にひひ(私はめちゃくちゃなりましたよ!!!笑)

「心の問題」と認識していたものが、実は自律神経系の状態が影響している?

さて。

先ほども書いたように、幼い頃の私の状態は、交感神経が優位という状態を超えて、バリバリ高止まりメラメラのような状態だったと言えます。

他の言い方をすると、

常に緊張状態であり、危機に備えていて(防衛モード・戦闘モード)、
心身ともにピーンと張った状態
とも言えます。

詳しく言うと、背側迷走神経の凍り付きの状態もあるかと思いますが、話が複雑になるのでここではその点を詳しくは述べません。
この辺りの自律神経系の話についてご興味のある方は、こちらの本に読みやすく書かれていますのでぜひご一読ください↓↓

「今ここ」神経系エクササイズ

そして、私の自律神経系の状態を振り返ってみると、

幼い頃だけではなく、その後もずっと交感神経の活性状態が続いていて、
副交感神経がじゅうぶんに働かない状態
だった、ということなんです。

こうした神経状態のアンバランスですが、
HSP的な性質だけではなく、様々な要因で起こり得ます。

その要因のひとつにトラウマがあります

トラウマというのは、トラウマ時に動員された莫大なエネルギーが解放されずに身体に残っている状態です。

つまり、危機に対応する張り詰めた神経状態が続いていたり(=交感神経の高止まりのような状態)、
戦うことも逃げることもできない時に起こる「凍り付き」という状態になっていたり

そのように、自律神経の調整のバランスが取れていない状態でもあります。

自律神経の調整が取れていない状態だとどうなるか??

例えば、これは過去も含めた私の場合の一例ですが、、、

・ちょっとしたことですぐ不安になったり怒りを感じたりする。自分の中でそれらの感情をホールドする(持ちこたえる)ことができない

交感神経側に振り切れたような状態、つまり緊張状態が続いているので、少しの刺激でそれが振り切れるようなイメージ。刺激を自分の中でマイルドに受け止められない。

・副交感神経系がじゅうぶんに働かないため、緊張が続くと、ドーンと落ちたり、動けなくなったりしてしまう。

交感神経の活性状態から、リラックスではなく、一気に凍り付きの副交感神経(背側迷走神経)に行ってしまう状態。

そして、こういった反応が、

副交感神経の働きを促してあげることで、
自律神経の働きのバランスを整えて行くことで、

和らぐ可能性があるということなのです。

そして、

「心の問題」と認識していたものについて、
実は、自律神経系の状態が影響している可能性がある

ということなのです。

ちなみに、これは決して「交感神経系の活性状態が続いている」などの、自律神経系のバランスが取れていない状態が「悪い」という話ではありませんよー!!!

知っていただきたいのは、これが決して「悪いこと」ではなく、

そういった形で「生き延びるために、身体が危機的な状況に対応してくれた」、
その結果
だということです。

ただ、交感神経系の活性状態が長く続いていたり、副交感神経がじゅうぶんに働いていない・・・など、神経系のバランスが崩れている、そういう傾向が高い方に、
副交感神経の働きを促してバランスを整えて行きましょう♪というご提案です。

副交感神経の働き、促したい!!

という気持ちになってきましたでしょうか。笑

副交感神経の働きを促すには・・・

副交感神経の働きを促すには、

「安心・安全の感覚」が大きな鍵になります。

ではでは、副交感神経の働きを促すためにできること、その具体的な方法は、長くなりましたので次の記事でご紹介しますね!

▼続きはこちら

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