ポリヴェーガル理論を知るメリットとは?|神経系の視点が、自己理解とセルフケアを変えていく

私の所属する「心のセルフケア協会」によるオンラインのセルフケアコミュニティ【The Hearth】が始まりました。

毎月1回、心や身体についての学びとセルフケア、そして「つながり」のための場として開催します。

今月「2026年4月16日(木)20時~」は、私がファシリテーターを務めます。

「ポリヴェーガル理論」について、そのエッセンスと、簡単にできるセルフワークをお伝えする予定です。

【ポリヴェーガル理論】とは

アメリカの神経科学者スティーブン・ポージェス博士によって提唱された、新しい自律神経系に関する理論です。

人間の行動・感情・対人関係などを「神経系の観点」から理解する新しい枠組みとして、現在、トラウマ療法にとどまらず、教育や介護、組織開発など、様々な対人援助の分野で注目されています。

私がポリヴェーガル理論と出会ったのは2019年ごろ。

初めてポリヴェーガルを知った時、「これはまさに私の状態を説明してくれている!」と衝撃を受けました。

それまで、ずっと「こころ」の癒しに取り組んで来たわけですが、それだけでは埋まらなかったパズルのピースが埋まったような感覚でした。

私は、ポリヴェーガル理論を知ることは、「生きやすさ」に繋がると思っています。

今回はそのことについてお伝えしてみようと思います。

🌱お知らせ

オンラインのセルフケアコミュニティ【The Hearth】が始動します。

職場でもない、家庭でもない。
ありのままの自分でいられて、ふっと肩の力が抜ける場所。

そんな「サードプレイス(3番目の居場所)」を目指すコミュニティです。

開催は、毎月第三木曜日の20時~

詳細・お申込みはこちら ⇒【The Hearth】について

ポリヴェーガル理論を知ることで得られるもの。

私が、ポリヴェーガル理論を知ることのいちばんのメリットだと思うのは、

「自律神経系の状態から見る」ことによって、

否定せずに自分や他者を見ることができるようになる」こと。

そして「自分や他者の状態について、何が起きているのかを深く理解できること」です。

ひとことで言えば、

自分や他者を、より「やさしい目」で見ることができるようになっていく。

それが一番のメリットだと思っています。

私自身、自分の以下のような状態に対して、ずっとダメ出しをして何とか変えようとしてきました。

  • すぐにカッとなったりイライラしたりしてしまう。
  • 面倒くさがりで、何をするにも億劫。
  • 疲れやすく、すぐ寝込んでしまう。

けれども、ポリヴェーガル理論を知って、これらの自分の状態について「神経系の状態」から見た時に、

自分に何が起きていたのか。

どうしてこのような状態になったのか。

はじめて、それが理解できたのです。

これは私にとって、大きな救いになりました。

セッションの中でも、必要に応じてポリヴェーガル理論の内容をお伝えすることがありますが、「これを知っただけでも少し楽になりました」とおっしゃるクライアントさまがたくさんいらっしゃいます。

自分に合ったセルフケアがしやすくなる

また「自分の神経系の状態」が理解できると、セルフケアがとてもしやすくなります。

セルフケアって、意外と難しくないでしょうか。

世の中には様々なセルフケアの情報が溢れていますが、

実は、自分の状態に合っていなければ、あまり意味が無いこともあります。

じゃあ自分の状態って、どうしたら分かるの?

そこで役立つのが、「自分の神経系の状態を知ること」です。

自分の神経系の状態を知り、それに対して少しでも楽になるサポートをしてあげること。

それは、自分の状態に合った「本質的なケア」に繋がっていきます。

こうした理由から、ポリヴェーガル理論を多くの方に知っていただけたらと思っています。

【The Hearth】でお伝えする内容

「2026年4月16日(木)20時~」の【The Hearth】では、この「ポリヴェーガル理論」のエッセンスと、簡単なセルフケアについてお伝えする予定です。

まずは気軽にポリヴェーガル理論に触れてみたい方にお勧めです^^

ポリヴェーガル理論を学んで得られること©NaokoTokuyama

なお、ポリヴェーガル理論は、現時点で科学的に完全に確立されたものではなく、研究途上の理論として位置づけられています。
神経の進化的な階層構造に関する解剖学的解釈については、一部の神経科学者から異議が出ているなど、批判や議論があることも事実です。
しかしながら、臨床の現場では、人の状態やトラウマ反応を理解するうえで深い示唆を与えてくれる有用なモデルとして広く活用されており、私自身もその実践的な価値を実感しています。

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