「自分の中にモンスターがいる」という人へ。

自分の中にモンスターが居る・・・

そんな風に感じている方はいらっしゃるでしょうか。

これ、私がずっとそうでした。

もしかしたら、同じように感じている方もいらっしゃるかもしれません。
今日はそんな方に向けてのブログです。

目次

自分の中の、手に負えない、恐ろしいモンスター

どこか自分が「特別な人間」のような感覚があって、人を見下す。
冷酷で、ものすごい怒りを抱えている

自分の中にいる、そんな自分。

それを私は、「手に負えない、恐ろしいモンスター」のように感じていました。

幼い頃からずっと、
そんな自分はなんて心の醜い酷い人間なのだろうと自分を否定して、

どうにかそんな自分を変えたくて。

愛のある、人を心から思い遣れる人間になりたい、と。

でも。

心のことを学んで心理セラピーを学んで、自分の癒しに取り組んでもずっと、
その自分の中のモンスターたちは

どうにも変わらない。
いなくならない。

「変えようとする」のは抵抗、戦い。

そうではなくて、

癒しとは、そのモンスターを理解してあげようとすること。
愛や優しさを向けてあげること。

そういうことだと頭では分かっているのに、

でも、どうしても
こんな自分はダメだ、変えたいと思ってしまう。

でもそうやって、自分との格闘をし続けるうちに、
「頭の理解」や「受け売り」ではなく、自分の体験からやっとやっと見えて来たのは、

モンスターの、その奥の奥に居るのは

本当は愛して欲しかった
本当は大切に思って欲しかった

そういう、微かな声なのだ

ということでした。

モンスターの声を、ちゃんと聞いてみる。

私がそのことを体験で理解したのは、

闘いをやめてみよう。
このモンスターの声を、ちゃんと聞いてみよう。

そう思った時でした。

「どいつもこいつもくだらない。バカばっかりだ!」
私の中の、そんな声。

これをずっとずっと否定して、
その声の言い分はまったく聞かずに、
「どうにか変えなきゃ」という姿勢で癒しに取り組んでいました。

でも初めて、じっとその声といっしょに居てみたら。

「どいつもこいつもくだらない」って、なるほど、心からそう思ってる感じだね。
「バカばっかりだ」、そうかそうか、そう思ってるんだね。
分かったよ・・・

そんな風に、否定せずに、

「その声がそう思っている」というのは変えようのない「事実」なのだから、
ただ、「そう思っているんだね」というそのことを認めて、じっと一緒に居てみる。

そうしていたら、

・・・だってこんなにガマンしてるのに!!

自分の中からぽっと、小さい子どものような、そんな声が自然に出てきたのです。

その声は、

親から優しさを貰えないこと。
誰も自分のことを大切に思ってなんかくれないこと。

でも求めたって得られない、どうにもならないからと、
自分の中で、その寂しさや悲しさや惨めさ、怒り、空っぽな感じ・・・
そういう気持ちを、ひとりでぎゅっと抱えていて。

それがその声の言う「ガマン」でした。

私たちは「感じるのが辛いこと」を無意識に抑圧する。

私には、ガマンしている感覚なんてこれっぽっちも無かったし、
幼い自分がこんな風に感じていたこと、こんな状態だったことには、まったく気付いていませんでした。

こんな風に私たちは、自分の辛い気持ちを心の奥底に「抑圧」します。
「感じ続けたら辛い」から
です。

まるでそんなものは一切感じていないかのように。

この「抑圧」は、無意識のうちに行われることです。
だから自分では気づかない

こうやって出て来てくれて初めて分かる、そういうものです。
(でも出て来ると、「ああそうだ、まさにこんな感覚だったな」とよーく分かるのですが笑顔

「だってこんなにガマンしてるのに!!」

この声が聞けたときに
私の中のモンスターの真の姿が、初めてちらっと見えたのでした。

モンスターの真の姿は・・・。

愛や優しさ、「大切だよ」というメッセージ。

どんなに求めてもそれが手に入らなくて、
絶望して自分を完全に閉じて、

お前らに分かるもんか。
分かってたまるか。

そうやって拗ねて恨んで怒って、
人を見下し冷酷に拒絶して。

そうして生まれたモンスター。

でも私たちは、モンスターの部分しか見ない
それが生まれた背景を見ようとしない。

だからこんなモンスターはダメだ、何とかしなきゃと、
そのモンスターの真の姿は見ようとせずに、闘う、変えようとする。

けれども、モンスターの真の姿は、

自分の中の、

もっとも傷ついて、
もっとも愛と助けを必要としている存在だったりする

今はまったくそんな風に思えないかもしれない。
それでいい

でも、あなたがもし「そうかもしれない」と感じたなら。

ちらっとでいい。
「そんなはずないんじゃ…」と疑っていていい。

そのままで、

あなたの中のモンスターを、
「そういう存在かもしれない」と、そういう目で見てあげてみてください。

モンスターの声を、
否定せずに、そっと聞いてみてください。

「そんな風には思えない」という場合や、モンスターに寄り添ってみるということができない場合は、
まずは自分の中に、安心感や温かさを育んであげるプロセスが大切です。

日々、安心や温かさを感じるワークに取り組んでくださったクライアントのご感想をご紹介します。
ぜひご覧になってみてくださいニコニコ

▼こちらもどうぞ。
ネガナルの「私は特別な人間だ」という特別感について書いています。

▼個人セッションをご希望の方はこちらからどうぞ

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる