自分の内側の「Home…戻る場所」
「癒し」にどんなイメージをお持ちですか??
私が「前よりも楽になったなあ」と感じるのって、どういう部分かな?と考えてみました。
「癒し」って、どういうことだと思われますか??
私はずっと、「前よりも良い自分になること」というイメージを持っていました。
自分のダメな部分が改善されて、
できなかったことができるようになって。
もっと自分に自信を持てて。
もっと人格的に素晴らしい人になって。
そうしたら、楽になれる。
そう思っていました。
セラピストの養成講座で学んで、「癒しとは、そういうことではない」と知識としては知っていても、どこかでやっぱり、そういうイメージを持っていました。
さて、今の私はというと。
前よりも立派な人間になったわけじゃない。
ダメなところは相変わらずダメなまま。
イライラするし、不安になるし、
人と比べてダメだな~と落ち込んだりもするし、
未だにこんなんじゃダメだ!と自分を責めたりもする。
あははは、お恥ずかしい限りです(^^;)
でも。
イライラしたり不安になったり自分を責めたりしても、
自分の中に「戻る場所」ができてきた。
それは「大丈夫」という場所。
ポジティブに自信満々に「なんでもオッケー、大丈夫♪」という感じでもなく、
「大丈夫だ!」って、自分に言い聞かせる感じでもなく、
達観して「何が起きても大丈夫」という感じでもない。
でも、
自分の内側で確かに感じる、
静かで、温かくて、なんだか安心できる感覚。
これは、自分への信頼とか、優しい目線なのかもしれない。
これを「自己肯定感」とか「自己愛」と言うのかもしれない。
どんなに外の状況や自分の心が大荒れになっても、「ここ」に戻れることを知っている。
私が「前よりも楽になったなあ」と感じるのは、自分の内側に、この「Home…戻る場所」を感じられるようになったことだと思うのです。
外の状況に左右されない、自分の内側の優しさや温かさ。
どんなに自分をダメだと思っても、
苦しい状況の中に居ても、
もし自分の中に、自分への優しい目線があれば、温かい共感があれば、
辛さは、少し和らぐ感じがしませんか?
これまでの私自身の癒しの体験から、幸せ感や安心感というのは、
自分自身をどう見るか。
自分自身に対してどう接するか、扱うか。
最終的にはそこだけだと思っています。
自分のダメなところがダメなままでも、
苦しい状況が変わらなくても、
楽になることはできるのです。
外側に依存しない、自分自身の内側の「Home」の温かさや安心感。
自分の内側にこそ、自分の求めるものがあるのだということ。
そのことを、頭での理解ではなく、体験で実感して行くことをサポートしています。
「1回のセッションで楽になりますよ♪」とは言えないけれど…
自分への信頼や優しい目線は、一朝一夕で得られるものじゃない。
自分の本当の思いや気持ちを知ることで、少しずつ育って行くもの。
だから、「1回のセッションで楽になりますよ♪」なんてことは言えないですが。
でも、その時だけの一瞬の高揚とかじゃなく、
「変わったような気分」とかじゃなく、
本当に楽になりたい方へ。
あなたの中の「大丈夫」を育てていくお手伝いをさせていただきます。
「自分に優しくしよう」とか「自分を愛そう」、「自分の気持ちに共感しよう」と「頑張る」のではなく、
セッションやワークを続ける中で、自然と、自分への受容や労わり、愛が芽生えて、育っていく。
このセッションで私が一番好きなのが、そこなのです。
じわじわと、あなたの中で自然に、
自分への愛や優しさが増えて行く。
そして、楽になって行く。
そんなセッションをご提供しています。