自分に優しくできない理由①自己否定・トラウマを癒す鍵|身体感覚で「太陽(安心)」を育む|癒しがしんどい・変化を感じられない人へ

当方のクライアントさんには、

これまで色々な癒しに取り組んできたけれど、あまり楽になった実感が無い…

むしろ、癒しに取り組んだことで余計に辛くなってしまった・・・

こんな方が多くいらっしゃいます。

一生懸命、自分のトラウマと向き合ったり、

苦しい感情を感じ切ろうとしたり、

過去の辛い記憶と向き合ったり、

それなのに変わらない。

むしろ、もっと苦しくなってしまう・・・

実はかつての私も、同じような経験があります。

☘️こんな気持ちに心当たりがある方に向けた記事です。

  • 癒しに取り組んでみたけれど、逆にしんどくなってしまった
  • 自分を受け容れようとしても、どうしても難しいと感じる
  • 「変わらなきゃ」と思って、自分に厳しくなってしまう。
  • 自分のダメなところを変えようと、焦ってしまう。
  • 「私は大丈夫」とか、「ここに居ていい」という感覚があまり無い。
  • 日常の中で、「心地よさ」や「楽しさ」を感じられていないかも

もしあなたが、こんなお気持ちや悩みを持っているなら、この記事が、何かのヒントになるかもしれません。

ぜひ読んでみてくださいね^^

目次

癒しに取り組んで、さらに辛くなってしまう…?

一生懸命に癒しに取り組んでいるのに、変わらないどころか、もっと苦しくなってしまう…

その当時の私は、「癒しとは、自分の痛みと徹底的に向き合うこと」だと信じて、

自分に鞭打つように「トラウマや辛い感情と向き合う」ということをやっていました。

そうすれば変わるはずなのに、

同じように取り組んで、実際に変わって行く人がたくさんいるのに、

私は、あまり楽になった実感が無い。

変化を感じられない。

それが、さらに自分を追い詰めました。

「何がダメなんだろう」

「私がちゃんと分かっていないから、ちゃんと向き合えていないから、変われないんだ」

そんなふうに、癒しにおいても自分を責める思考のループにはまり、

何が足りないのか、どうすればいいのかとぐるぐる考え、

でも答えは分からずにもがく日々。

そんな状態でした。

自分を受け容れようと頑張っても、どうしてもできない状態がある。

その頃の私が癒しに向かうときの姿勢は、一言でいえば、

「自分の苦しみや、ダメなところを変えたい」

というものでした。

知識では、「ダメなものを変えよう」とするんじゃなくて、

「どんな自分も、どんな状態も受け容れてあげること」が大切だとは分かっていました。

でも、どうしてもそれができない。

「自分を受け容れよう」と頑張っても、

それらしい共感を自分に向けても、

そこに「嘘」があることが、自分にはバレてしまう。

自分のことは、どうしても誤魔化せません。

苦しい感情や、イライラ、不安といった反応が出てくるたびに、

「これさえ無ければ…」

「どうにかして変えたい」

そんな風にしか思えない。

それが、正直な私の状態でした。

いつも自分をとても厳しい目で見ていたし、

許せない、受け容れられない。

そんな「否定」の目線で自分に向き合っていました。

同時に、「このままじゃ何も変わらない」という焦りや怖さのようなものも感じていました。

癒しのヒント「北風と太陽」

当時の私の自分に向き合う姿勢は、

「北風と太陽」の寓話で例えてみると、

もちろん「冷たい北風」ですよね(^^;)

ちょっとイメージしてみていただきたいのですが。

自分でもどうにもならないような苦しみや激しい感情に巻き込まれ、

暴れたり、絶望したりしている。

そんな人に対して、

「おまえがダメだからだ」

「あなたが間違っているからだ」

「こうすれば変われるのに、なんでできないの?」

「いつまでそんなこと言ってるんだ」

「いい加減にしろよ」

「どうせ結局ムリなんだろ」

…そんな風に接した時に、果たしてその人は変わるでしょうか。

やっぱり人は、

批判の無い、あたたかいまなざし。

変えようというのではなく、「あなたの本当の気持ちや事情を理解したい」という在り方。

尊重、いたわり。

そんな関わりを通して、少しずつ、ゆっくりとではあっても、変わっていくのだと思います。

まさしく、「北風と太陽」の物語のように。

「太陽(安心)」をもたらすために。

私たちは、ついつい自分に対して「冷たい北風」になってしまいがちです。

特に、トラウマがある人は、「ついつい北風になってしまう」どころか、

デフォルトが「北風」ということの方が多いかもしれません😅

でも、ここでお伝えしたいのは、

「北風が悪いわけじゃない」ということ。

北風も、どうにか自分を守ろうとした、その防衛の形なのです。

「自分のことを、冷たく厳しく否定すること」

それが、その時にできうる最善のことだったか、

その方法しか知らなかったか…

いずれにせよ、それは必要なものでした。

だから、北風を敵にしなくていい

敵にするのではなくて、

「無くそう」とするのではなくて、

北風ばかりだった自分の世界に、少しずつ、「太陽」をもたらしてあげる。

そんな風に考えてみていただけたらと思うのです^^

冷たい「北風モード」に気づく。

「太陽」をもたらしていくためには、

まずは「北風モード」に気づくこと

これが一番大切かもしれません。

これまでずっと、「北風モード」が当たり前だと、

自分が「北風モード」であることに気付いてさえいない場合があるからです。

では、どうしたら、その「当たり前」になってしまっている「北風モード」に気付きやすいか?
そのために、あるイメージを使ってみましょう。

ここに、生まれたばかりの無垢な赤ちゃんがいると思ってみてください。

そして、普段自分に対してよく言っている批判やダメ出し、そして自分に対する振るまいを思い浮かべてみてください。

この赤ちゃんが、ずっと、この言葉や振るまいを浴びせられていたらどうだろう?

さて、どんな感じがするでしょうか。

もし、その赤ちゃんが幸せに育っていけなさそうであれば、

それは「北風」だと思っていいでしょう。

私たちは、自分に向けている批判や否定、振る舞いについて、案外無自覚です。

でも、こんな視点を持ってみると、自分の言動の何が「北風モード」なのかが、少し分かりやすくなるかもしれません。


さて。

気づいたからといって、それだけで「太陽モード」になれるわけではありませんよね😅

(なれれば、それはもちろん素晴らしいことです。)

けれども、「あ、今、北風になっていたな」と気づくことは、

小さな「太陽」の種が、芽を出すきっかけになっていきます。

それでは次に、「太陽をもたらす」とはどういうことかを具体的に見て行きましょう^^

「太陽」のような関りとは。

この「太陽」のような関わりとは、

ただの概念…「考え方」や「テクニック」、「ハウツー」ではありません。

「とりあえず自分を褒めればいい」とか、

「気持ちは伴わなくても、優しい言葉をかけておけばいい」とか、

そういうことではありません。

身体感覚と深く結びついた、「生理学的な状態」です。

ここで、ちょっと考えてみてください。

誰かから、「太陽のようなかかわり」をしてもらった時に、

それが響く時と、響かない時ってありませんか?

これ、いったい何が違うのでしょう。

もちろん、様々な要素が関係していると思います。

でも、ひとつ確実に言えるのは、

「響く時」というのは、

身体感覚においても何かを感じている時だということ。

胸のあたりがあたたかくなる。

身体がふわっとして嬉しい感じ。

優しさがじんわり沁みてくる。

こうした、感覚としての反応がある時です。

いくら褒められても、優しい言葉をかけてもらっても、

なにも感じなければ、それは「受け取った」とは言えません。

だからこそ、自分に「太陽」をもたらすときにも、

ちゃんと身体感覚で「良い感じ」がするかどうか

それを大切にしていただきたいのです。

その意味では、もしかしたら、世間で言われている「自分に優しくするテクニック」は、あなたには響かないかもしれない。

響かないならば、

それは今のあたたにとっての「太陽」では無いということ。

自分にとっての「太陽」を探すこと

それが、とても大切です^^

自分にとっての「太陽」を探す。

では、自分にとっての「太陽」って、どんなものでしょう?

それを、自分の身体感覚を鍵に探してみましょう

頭の中での安心や、理屈ではなく、

✅身体が少しでもほっとする、緩む

✅快適や心地よさを感じる

✅楽しさや、心地よいワクワクを感じるそんな「感覚」を感じられること。

何も大袈裟なことではなくていいんです。

たとえば、ちょっとしたことでも、自分に「よくやったね!」と言ってあげて、

嬉しい感じや、ほっとする感覚があるのなら、

それはあなたにとっての「太陽」です。

好きなことをしてワクワクすること、

楽しく遊ぶこと、

笑うこと、

それも「太陽」です。

「五感の心地よさ」に気づいてみよう。

「自分を褒めるなんて難しい…」

「特に趣味も好きなことも無いし…」

そういう方は、まずは「五感の心地よさ」を感じる瞬間を探してみてください。

🌱心地よい風を感じる

🌱樹々の緑を感じる

🌱良い香りを嗅ぐ

🌱美味しいお茶をゆっくり味わう

🌱好きな音楽に身を委ねる

こうした、ささやかな心地よさで構いません。

でもそれは、あなたにとっての大切な「太陽」です。

これまでの人生で、もしも「北風モード」がデフォルトだったのであれば、

小さくても、ささやかでも、その「心地よさ」や「緩む感覚」は、

あたたかな「太陽」として、あなたの中に沁みて行きます

日々の生活の中で、自分にとっての「太陽」の引き出しを増やしていくこと。

良かったら、ぜひやってみてくださいね^^

「太陽(安心)」は、本質的な癒しの土台。

ここまで読んでくださった方の中には、

いくら「太陽」を感じたところで、
それって気休めにしかならないんじゃない?

そう思われた方もいらっしゃるかもしれません。

(はい、かつての私は心からそう思っていました(^^;))

「太陽」は、気休めのように思えるかもしれませんが、実は違います。

ここで言う「太陽」…

つまり「身体感覚で感じる安心感や心地よさ」は、

単に「その場だけのいい気分」を味わうということではなくて、

自律神経系などの生理的な状態に、じわじわと影響を与えていきます。

私たちの自律神経系は、

「安心」や「心地よさ」といった身体の体感によって、少しずつ「安全」を学習していきます。

そしてこれは、

「私は大丈夫」とか、「ここに居ていい」といった、根底にある安心感を育むことにつながっていきます。

こうした意味で、「太陽」は、決して”気休め”ではないのです。

「北風にしかなれない」という方へ。

「北風」では、人は変われない

それを頭では分かっていても、

自分に対して「冷たい北風」にしかなれない。

かつての私と同じように、そういう人が居ることを知っています。

自分がそうだったためか、どうしても、そういう方に向けて書きたくなりますね~(^^;)

もし、かつての私と同じような方がいらっしゃったら、

ここまで読んでくださるのは、苦痛だったかもしれません。

そんなこと分かってる!
でもできないんだよ!

って。

そんな方へ。

まずは、ここまで読んでくださってありがとうございます。

そして、そういう方に向けて、次の記事では、

なぜ私が自分に対して「北風」にしかなれなかったのか。

それを書いてみたいと思います。

良かったら、「北風仲間」として、ぜひ読んでみてください^^


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