当方のセッションでは、クライアントさんのお悩みや状況に対して、
基本的に、アドバイスをさせていただくことはありません。(ただし例外もあります。)
カウンセリングや心理セラピーと言うと、
悩みや困っていることを話したら、セラピストがアドバイスをくれたり、解決方法を教えてくれる。
そうイメージされる方も多いかもしれません。
けれども、それでは、「根本からの解決」には繋がらないケースも多いのです。。。
「頭では分かっても、どうにもならない…」ということもありますよね。
多くの方が、そんなご経験をお持ちではないでしょうか。
それは、無意識の領域である潜在意識に、その本当の「原因」があるからです。
詳しくはこちらの記事をどうぞ ↓↓
これまでの経験から、私は、
自分自身から出て来る「気付き」ほど、
パワフルで、その人にとって深い自己理解に繋がるものは無い。
と思っています
そして当方のセッションは、ご本人から、その深い「気付き」が出て来るお手伝いだと思っています。
クライアントさんも、「自分自身から出て来る気付き」を一度でも体験されると、
そのパワフルさと、自分自身にその「気付き」が響く感覚に、驚かれたり、感動されたりする方が沢山いらっしゃいます。
それは、私にとっても、とても嬉しいことです
「自分自身と向き合う」というのは、「辛く、苦しいこと」だというイメージもあるかもしれません。
確かに、そういう部分もありますが。
けれども、それだけではありません。
「自分自身の本当の思いや感じていたこと」に出会った時の感動
これをぜひ多くの方に体験していただきたいと思っています。
「自分自身から出て来る気付き」について、あるクライアントさま(Iさま)のご感想をご紹介させていただきます
「高所恐怖症だけれども、旅行で楽しく吊り橋を渡りたい」というテーマでセッションを受けてくださったIさま。
セッション後に、「無事に吊り橋を渡れました!」という嬉しいご報告をくださいました
ご感想にある
自分の中から腑に落ちた言葉が出てきたときの感覚は、
今でも忘れられない体験でした。
Iさまのこのお言葉が、私も、とても嬉しかったです。
▼それではIさまのご感想をどうぞ
(ご本人のご了解をいただき、掲載させていただきました。)
吊り橋を渡れるようになることを目的にセッションを受けました。
(高くてましてや揺れることに対してとても怖く思っている。高所恐怖症で日常生活では歩道橋を渡るのがとても怖い。)
旅先に吊り橋を渡らなくてはいけないところがあって友人との旅行をより楽しみたかったので・・・。
旅行では、おかけさまで吊り橋を渡ることが出来ました。
1度のセッションでこれ程の変化をした私に友人も驚いていました。
渡る前から「渡れる!!」と自分に言い聞かせていたのと(セッションの最後に刷り込んだイメージを思い浮かべました)
吊り橋を想像しても恐怖心が以前よりは大きく感じることはありませんでした。
渡っているときは、今までの思い込みの癖で 頭の中は 「怖い、怖い」と言う声が出てくるのですが
身体はその声に対して一緒になって反応していない感じで、頭と身体が違う方向を向いている感覚でした。
でしたので 身体の感覚を任せてみることで だんだんと頭の声が小さくなっていって、
「じゃあ 周りの景色を楽しもうか・・・」と頭も身体もゆだねてみることが出来ました。
この経験によって自信と喜びが私の中に増幅していったような気がしています。
身体の中に実感となって膨らんで身体が軽くなりました。
長い間しょっていた重い荷物が取れた感覚かもしれません。
歩道橋を渡るときの感覚を「言葉」と「身体の感覚」の記憶(フォーカシング)でクリアにしてもらうことで、過去の出来事が「ふっ」と浮き上がってきました。
なおこさんのわかりやすい問いかけと、セラピストとしての経験から、私からフィットした言葉が出てくるのをじっくり待ってくれたからだと思っています。
自分の中から腑に落ちた言葉が出てきたときの感覚は、今でも忘れられない体験でした。