「生きる」って、毎日が、毎瞬が「未知」の世界。
今朝、目覚めて布団の中でぼーっとしていた時、とても懐かしい感覚を思い出しました。
それは、昔バックパッカーをしていた頃に、中国の寝台列車の窓から、朝焼けの風景を眺めていた時の感覚。
20代の頃は、バックパッカーをやっていました。(あまりそういう風に見られないのですが…(;’∀’))
アジアが大好きなので、主にアジア方面。
最長で1年、あとは会社で働きながら、年に1度、10日くらいの休みで行ってました。
バックパッカーって、次から次に、新しい場所に移動して行きます。
次に行く街はどんな街かな。
どんな人に出会えるかな。良い出会いがあるといいな。
宿も探さなくちゃ。
〇〇へ行くには、どうやって行ったらいいんだろう。
次の街へ行くまでの切符は、どこでどうやって買うんだろう。
すべてが初めての体験で、
初めて目にする世界で、
そして、何もかもが未知で分からなくて。
そんな毎日を送るわけです。
まさに、リアルRPGゲームのよう
中国やインドは、広大です。
長距離の移動手段として、寝台列車や寝台バスをよく利用していました。
私は、寝台列車での移動が大好きでした。
見知らぬ土地へと向かう寝台列車の窓から、朝焼けの景色を眺めながら、
不安と、少し怖いような感じや緊張感と、
でも、なんとも言えない、未知の世界へのワクワクと、
そして、強烈に「生きてる」という感覚を、肌で感じていました。
バックパッカーは、一度経験すると、ハマって辞められなくなる人が多いのですが、
この感覚が忘れられないというのも、大きな理由なんじゃないかと思ってます。
私も、ときどき無性に恋しくなります。
ああ、またバックパッカー旅に出たくなってきた・・・( ;∀;) 笑
人生そのものが、リアルRPGゲーム。
でも、考えてみると、
人生そのものが、リアルRPGゲームですよね。
人の心は「一般化」をする性質があるから、
なんでもレッテルを張り、枠に嵌め、
「知ってる」ことにしてしまう。
今日も昨日も、同じような毎日が続いて行く。
そんな感覚で生きている。
でも、ほんとうは、
毎日、毎瞬、
どんなことが起きるか分からない。
どんなことを感じるか分からない。
まさに、常に新しい未知の世界。
ほんとうにリラックスして「いま」に根差した時、
この世界は、この人生は、
「知っているもの」ではなくて、
常に起きている「感応」であり、展開して行くもの。
何が起こるか分からない「未知」になります。
そっちが「真実」です^^
覚醒体験をしたある人が、
人生は、私たちの本質は、ワクワクそのものである
というような表現をしていましたが、
なんとなく、それが分かるような気がするのです
自分にとって嬉しいことや楽しいことがあったとか無かったとか、
そういうことと関わりなく、
ほんとうはきっと、「生きてることそのもの」がワクワクすること。
心の奥深くで私たちは、その「真実」を感じていて、
ワクワクしながらこの人生を生きているのだろうと思います。
「昨日も今日も同じ毎日」じゃなくて、
自分も含めて、
常に新しいということ。瞬間瞬間「未知」だということ。
そんな感覚を、心の片隅に、ちょっと持ってみると、
何かがちょっと違う感覚で感じられるかもしれません
ちなみに…トラウマ反応は、
”過去の苦しい反応に巻き込まれて「いま」に居られない、「いま」を見失ってしまう”という状態です。
トラウマを癒して行くことで、少しずつ、安心して「いま」に居られるようになって行きます^^