【ご感想】「母への怒り」を、やっと感じることが出来たという恍惚感がありました。

目次

「感じたくなかった感情」「認めたくなかった思い」に出会った時…

先日、初めてセッションを受けてくださったクライアントのMさまからご感想をいただきました。

掲載許可をいただきましたので、ご紹介させていただきます。
Mさま、ありがとうございますドキドキ

Mさまが書かれていらっしゃるように、

私たちは、怒りなどのネガティブな感情を、抑圧してしまって、
感じないようにしていることが多くあります。

ネガティブな感情を抑圧して、「無いもの」にしてしまう理由は、

それを感じることが辛いからだったり、認めたくないからだったり、
「怒りは悪いもの、感じるべきではないもの」という思いからだったり。。。

また、特に両親への怒りなどは、
「怒りを持っていることは、親を否定することだ」と感じて、抑圧してしまうこともあります。

ちなみに、抑圧してしまった感情は、潜在意識の深いところに残り、消えることはありません。

時間が経って薄れるように感じますが、
それは顕在意識上でのこと。

実は、潜在意識の深いところには、
抑圧された感情が残り、滞りとなってしまっているのです。

それが、様々な精神的・肉体的な辛さを生み出す原因になっていることも多いのです。

でも、決して抑圧が「悪いもの」ということではありません。

私たちは、無意識にそれをやっているし、
他に、辛い感情をやり過ごす術を知らないし、
Mさまも書いてくださっているように、それが最善だと思っています。

抑圧することで、自分のこころを守っている。
抑圧も、大切なこころの機能なのです宝石赤

さて。

ネガティブな感情を抑圧してしまうのは、
それを感じることが辛かったり、自分にとって不都合だったりするために抑圧してしまうのですが、

でも、セッションなどで、
抑圧して自分の奥深くしまいこみ、「無いもの」にしてしまった感情が出てきたとき、

もちろんそれは、感じたくなかったもの、認めたくなかったものなので、

それと向き合うことを恐ろしく感じたり、
苦しく感じたりすることもあります。

そういった場合は、恐れや苦しさができるだけ軽くなるように、ちゃんとフォローさせていただきますので、ご安心くださいね^^

けれども、そういった「感じたくなかった感情」「認めたくなかった思い」に出会ったとき、

どこかで「ほっ」とする感覚や、
感動のようなもの、が生まれることがあります。

「そうだった、私はこれを感じていたのだ・・・」と

Mさまも、ご感想の中でこう書いてくださっています。

じんわりと「母への怒り」が湧いて出てきた瞬間、
やっと感じることが出来たという恍惚感がありました。

この思いは大事に大事にしてあげなくちゃととっさに思い、
慌てず次回のセッションまで温めておいてあげようと思いました。

ご自身の感覚に気付かれ、それを大切にされたこと、とても素晴らしいと思いますキラキラ

自分が深く深く抑圧し、「無かったもの」にしてしまった感情と、
ふたたび出会うこと。

それはあたかも、

切り離して、忘れ去ってしまった大切な自分の一部が、
自分の中に戻ってきてくれたような感覚

その時に、心から

そうだったね、そう感じていたね、辛かったね。

そんな自分自身への労わりと、温かな受け容れが自然に沸きあがるのを、きっと感じていただけると思いますニコニコドキドキ

それでは、Mさまのご感想をどうぞ♪
(掲載の許可をいただき、全文を掲載させていただきました。)

じっくりとエコー(※注)の自分を感じさせてくれるセッションでした。
優しく寄り添ってくれたおかげで 思う存分感じるまで、
焦らずに エコーを見ることが出来た実感があります。

だからこそ エコーが感じない、動かない、様子が分からないことも感じることが出来
まさにそれは私が抵抗していたことだと気づくことが出来ました。
自己ワークをしたり セッションも何度も経験はあるけれども 初めての体験でした。

今までの日々の生活では
いつまでも怒りを持っていたり、いつまでも悲しみを感じていては支障が出る。
平気な振りをしていないと前にすすまない。行動が出来ないと思って
感じないように感じないように 自分の中で諦めていく作業をたくさんしてきたんだと
この抵抗に出会って気づいた思いでいます。


これまで体験してきたセッションは 抵抗のなかにある私からの思いだったかもしれません。
だって 今まで 気づかないようにすることが最善だとおもっていたから
そう簡単に抵抗の外に自分が出るわけがないからです。
私にとってとっても馴染みのある感覚だから。


ぼんやりといつも「母への怒り」を持っているはずだ・・・・と思っていたけれど、
今までのワークやセッションでは出てくることはなかったのです。
この気持ちが出てこないと本当の私の思いには辿り着かないだろうとぼんやりと感じていました。


ある時には、母が持っていた罪悪感を感じてしまって 一緒になって悲しんでみたり、
母を楽しい気持ちで過ごせるところに連れて行ってあげたりしていました。

エコーの私が感じていた諦めの気持ちの奥から
じんわりと「母への怒り」が湧いて出てきた瞬間、やっと感じることが出来たという恍惚感がありました。

この思いは大事に大事にしてあげなくちゃととっさに思い、慌てず次回のセッションまで温めておいてあげようと思いました。

関連があるかどうかわかりませんが、1年間止まっていた生理がこのセッションの翌日にやってきました。
身体が喜んでいるのかも、緩んだのかも、内側にいる私との真の会話が出来たのかもとホッとした気持ちも湧いてきました。


※注:エコー(ECHO)とは

エコーとは、「Energetic Consciousness Hologram」の略。

トラウマ的な出来事が起こった時、私たちの意識が精神的・肉体的にそれに(対抗する力を持っていないために)耐え切れない場合に、その意識の部分を切り離すことによってできる。

「マトリックス・リインプリンティング プラクティショナー・トレーニング」テキストより抜粋)


マトリックス・リインプリンティングというセラピーでは、この自分の中で切り離されてしまった「エコー」と対話をし、そこにある思いや感情を拾い上げて癒していきます。

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