まずは「心理セラピー」について、こちらの記事からご覧ください。
RFT(レジスタント・フリーダム・セラピー)とは
「RFT(Resistant Freedom Therapy®)」(以下「RFT」)とは、創始者の佐藤純子さんが、自らの癒しの体験の中で産み出されたセラピーテクニックです。
直訳すると「抵抗を解放するセラピー」です。
EFTの発展型で、タッピングと受容によって、ネガティブな感情や思いが持つメリットを見つめて行きます。
- トラウマ、フラッシュバック
- ショックな出来事
- ウツ
- パニック障害・不安障害
- 恐怖症、強迫性障害・強迫観念、適応障害
- 依存症・衝動
- 倦怠感・疲労感
- 絶望感・孤独感・虚無感・無力感
- 離別苦・表現できない苦しみ
などの緩和・改善
- 感情のコントロール
- ストレスの減少
- 自己愛を高める
- ビリーフの緩解
※体験者からの報告であり、効果を保証するものではありません。
「ネガティブな思いや感情が持つメリット」を見つめる。
「ネガティブな思いや感情が持つメリット」と聞くと、奇妙な感じがするかもしれません。
けれども、私たちは心の奥深くでは、
ネガティブな思いや感情にメリット…つまりそれを持っている大切な理由があるのです。
「思いも感情も、苦しいなら手放してしまえば良いのに、手放せないでいるのは、その人にとって大切な意味がある」という視点から、メリットを見つめることで、癒しを起こします。
Resistant Freedom Therapy Japan公式サイトより抜粋
例えば、私の例で言うと・・・
私は母への深い罪悪感を感じて苦しんでいましたが、
実は心の深層、潜在意識では「罪悪感で母と繋がっている」と感じていたために、
その罪悪感を手放すと、母との繋がりを失ってしまうと感じていることが分かりました。
そのような「メリット」、つまり「その罪悪感を持ち続けている理由」があれば、
「苦しいのだから手放せばいいのだ」と考えても、やはり抵抗が起こります。
また、なかなか治らない病気の人は「病気が治ったら皆に優しくしてもらえなくなる」と恐れているようなケースもあります。
(※注:病気の方が皆さんそうだというわけではありません。あくまでも「そういうケースもある」という例です。)
私たちの心や意識は、「自分にとって”良い”と判断したこと」しかしません。
そういう意味では、潜在意識を含む私たちの心・意識は、
常に自分にとって最善だと思うことを選択しているのです。
RFTは、とても優しいセラピーです。
ネガティブな思いや感情を、「そう感じていいんだよ」と温かく受け容れて行きます。
自分の思いや感情を、否定することなく「そのまま受け容れる」ということが、
どれだけ心に温かく響くか、癒しに繋がるか、きっと驚かれることでしょう。