まずは「心理セラピー」について、こちらの記事からご覧ください。
「EFT(感情解放テクニック)」とは?
EFTとは、Emotional Freedom Technique(エモーショナル・フリーダム・テクニック)の略で、スタンフォード大学出身のアメリカ人パフォーマンスコーチ、ゲイリー・クレイグ氏によって生み出されました。
欧米では、多くの専門家に使われているだけでなく、
学校や病院で心のケアに取り入れられたり、
芸能人やスポーツ選手が使っていたりと、
シンプルで安全ながら、高い効果を出すセラピーとして、広く認知されています。
また、アメリカでは元兵士のPTSD(心的外傷後ストレス障害)の解消などにも使われるほど、とてもパワフルなセラピーです。
日本においても、近年は一部の心療内科、精神科クリニックなどで導入されています。
EFTの効果
EFTの効果(JMETのHPより一部抜粋)
- 軽度から重度のストレスの解放
- イライラ、気分の落ち込みの解消
- 不安、恐怖、悲しみ、喪失感、罪悪感、怒り、羞恥、嫉妬、無力感、自己憐憫などといった感情の解放。
- 性的虐待などのトラウマの解放
- 震災、事故などのPTSDの解放
- 頭痛、腰痛から内臓疾患など身体のあらゆる症状の改善
- 感情のコントロールができるようになる。
- 落ち着き、集中力、自信を高める。
- 自己や他者への愛が増える
感情はエネルギーである。
さて。
「感情はエネルギーである」と言われたら、どう思われるでしょうか?
また、感情はどこで感じていると思われますか?
私たち現代人は思考活動が活発なので、
感情も「頭で感じている」と感じる方も多くいらっしゃいます。
(私も、こういったことを知らない時は「頭で感じている」と思っていました。)
けれども、
「腹が立つ」「頭にくる」「胸が苦しい」など、
感情は身体の部位を使って表現されることが多いことからも分かりますが、
感情とは「身体で感じるエネルギー」です。
「本当かな?」と思われる方は、ぜひご自身で確かめてみてくださいね♪
感じたくないために抑圧された感情は、無意識(潜在意識)に残り続けている。
この感情エネルギーは、上手く消化できないと、身体に滞って行ってしまいます。
感じることの苦痛から「感じたくない!」と抑圧された感情は、潜在意識化に溜め込まれます。
(なお、この抑圧は無意識に行われます。)
苦しい感情も、時間が経つと薄れたり消えたりするように感じられますが、
実はそれは、頭(顕在意識)から薄れて行っているだけで、
抑圧された感情は、潜在意識には消えずに残っているのです。
たとえば、「人が喧嘩しているのを見ると、両親の喧嘩を思い出して辛い」という方の場合、
子どものころに両親の喧嘩を見ていて感じた感情(恐怖や不安など)が潜在意識に残っていて、
似たような状況にその感情が刺激され反応している、といった可能性があります。
潜在意識に溜め込まれた感情は、エネルギー的な滞りを引き起こします。
その滞りが、精神的な苦しみや身体の不調として現れて来ます。
EFTで起きること
EFTは、顔、胸周辺、手などの主要な経絡の「ツボ」を、軽く指でトントンと軽く叩くことで、
溜まった・滞った感情のエネルギー(気)を解放することができます。
方法は、至って簡単です。
一度覚えてしまえば、小学校低学年くらいのお子さまでも簡単にできるほど。
(実際にアメリカでは、学校で、生徒の心のケアにEFTを取り入れている例もあります。)
EFTを実際に体験されると、
「こんな簡単なことで、滞っていた感情が解放できるの?」と驚かれるかもしれません。
私も未だに不思議です(笑)
滞った感情のエネルギーを解放すると、
自然と、同じ出来事に対する見え方や反応が変わって行きます。
EFTの優れたところは、
実感できる効果が高いことに加え、
簡単で、一度覚えれば自分ひとりでできること、
誰でも気軽に日常で使えることだと、私は思います。
自分で自分を癒せるツールをひとつは持っておくことは、
人生を生きるうえで、大きな助けになると強く感じています
ぜひEFTを習得して、セルフケアの方法のひとつとして使っていただけたら嬉しいです。
>> EFTについて、詳しくは↓↓
JMET公式サイト
>> EFTのやり方(動画)↓↓
JMET公式サイト EFTのやり方