前の記事でお伝えした「自我(エゴ)の解体」の方向のセッションを受けてくださっているクライアントさまがいらっしゃいます。
そのクライアントさまを、仮にAさんとします。
Aさんは、もう50回近く当方のセッションを受けてくださっています。
途中からは癒しというよりも、セッションでご自分の心の深層を見て行くこと、自己探求を、面白い・興味深いと感じて、長く続けてくださっている方です。
(セッションで心の探求をしていくことを面白いと感じてくださるのは、本当に嬉しいしありがたいです✨)
しかしながら、Aさんのセッションも、最初から自我(エゴ)の解体の方向だったわけではありません。
トラウマの癒しやAさんご自身の変容などを経て、自然に現在はその方向のセッションになっています。
「自我(エゴ)の解体」 ってどういう感じか、どういうことをするのか、イメージしづらいと思いますが、
実は説明もしづらくて…( ;∀;)
本当に、その時、その方に合わせて進めるセッションなので、「こういうことをやります」ということが言えないんですよね…。(これはある意味、心理セラピーのセッションも同じですが。)
そんな訳で、ご説明は難しいのですが、セッションを受けてくださっているAさんのご感想から、なにか少し感じ取っていただけるかもしれません。
ちなみに、 「自我(エゴ)の解体」方向のセッションは、
ご本人にとっての盲点(同化が深く、ご本人も気付いていない思い込みやセルフイメージなど)を突いたり、
自我(エゴ) にとって、非常に痛いところ(執着したり、しがみついていたりするもの)を見て行ったり…
というケースがほとんどのため、
癒されるというよりは、「アイタタタ( ノД`)」となる場合も多い…ということはお伝えできます(^^;)
けれども、そういった盲点や「アイタタタ」となる部分を見て、理解していくことは、
自分自身の心と体験を通して、「エゴ(自我)」というものについて深く学び理解していくことに繋がります。
「エゴ(自我)」について深く学び理解することは、自分を含めた「人間」というもの…
その心の仕組みや、苦しみの根源を深く理解することであり、
また、そこから抜けて行く助けにもなることです。
と同時に、とても興味深く面白いことだと私は思っています^^
「エゴ(自我)の解体」にご興味のある方は、まずは以下の本を一読されることをお勧めします^^
(このブログでも何度かご紹介していますが、それくらいお勧めの本です。)
「エゴ(自我)の解体」 においては、「エゴ(自我)」というものと、その性質について理解することがとても役立ちますが、この本は、それらについて非常に分かりやすく書かれています。
それでは、Aさんのご感想を紹介させていただきます。
掲載を快くご承諾くださったAさん、ありがとうございました!(ご本人のご了解をいただいて掲載しております。)
昨日は、セッションありがとうございました。
なおこさんが わたしに
『ストーリーを話してることに気づいていて』とおっしゃった時、
なんだか、自分に 雷が落ちたかのような、喝を入れられたかのような、
なんともいえないハッとさせられる衝撃を感じました。
ありがとうございました‼︎
あの、あることは知っているのにスルーしてきたおへその左側の緊張が、
あのように、かしこくあることで、忙しい祖母や、母やみんなから注目をしてもらえる手段だったとは。
驚きました。
でも、いままで生きてきた中で、いつもうっすら感じてきた、
わたしの中にあること、感じてきたことに、つじつまが合っていました。
あとね、
よく、感じることよりイメージに行ってしまいそうになるときにも、
なおこさん、パシッとふわふわ風船になりかけたところを
たずなを握って連れ戻してくださるでしょう。
あれも、その瞬間にパシッとでないと、気づけないと思います‼︎
なおこさんからの、とってもありがたい瞬間技です‼︎ (*^^*)
なおこさんに セッションしていただくことに本当に 感謝しています。
ありがとうございます‼︎
なおこさんは、わたしにとって 必要なことを
ほわわんとせず、
時に、雷のように強く、ハッキリと伝えてくださるところが、わたしにはありがたいです(*^^*)
自分のこころ の 深いところを見ていくのは、
ほんとに興味深いです。
おもしろい。
また次回、楽しみです^^♪
さきほどは、セッションありがとうございました。
なんだか分からないしんどさが、
あんな風に急所を刃物で突かれるくらい痛いことだったなんて、驚きました。
今日のセッションで出てきた、
「特別」へのこだわりは、
本当に、わたしのエゴが見たくない部分、エゴの活力源が奪われる、エゴの困る部分だと感じました。
でも、なおこさんが、「今まで感じたことが無いかもしれないけれど、ふんばりどころ。感じてみて。」と励ましてくださったので、う〜んと唸りながらも、ふんばってみた感じです。
「みんなが特別(わたしも特別として含まれる)」が、誤魔化しになること。
シンプルなことを、困難=複雑にして苦しんでることなど、
「このテーマに関しては、思い込みや痛みを見つけて癒すというアプローチは、わたし(【注】Aさん)にとっては違う。」と言っていただき、
そのアプローチとは別の、今日のような、わたしに向けてのセッションをしてくださったことに感謝いたします。
「ワンネス」なのに「特別なわたし」という、スピリチュアルの罠、矛盾にも気づくことができ、
なんだか、とっても 合点がいきました。
「トラウマを癒す」とか「ビリーフを解放する」のと、
「エゴの解体そのものへのアプローチ」の違い、
これは、似ているようで、まったく違うと感じます。
このように、少しずつでも、継続して気づく機会を得るプロセスを楽しんでいきたいと思います。
ではでは、これからもよろしくお願いいたします^^♪